2018年07月17日

ご開業準備期間の使い方

ご開業をされる為の準備期間と云う物は、大体の期間として約半年位を目途として見ておけば宜しいかと存じます。
但し、この約半年間と云う物はやるべき事が比較的隙間なく網羅されている状態でのお話になりますので、開業コンサルの準備の指示内容に沿って、先生の方でも歩調を合わせてご準備頂ければ、ほぼ間違いの無い状態で遂行出来る期間である、と云う見方をして頂けると云う事です。
よく有りがちな事として、先生のご開業準備期間内におけるフリーの時間が殆ど無いと云う状況の場合、どうしても決まった休みの日だけに面談日が集中してしまうケースや、翌月にならなければウィークデイにおける面談時間が取れない等と云う事が出て来たり致しますが、こういったケースの場合には約半年と云う時間軸では、ご開業までの準備期間としては不足するかもしれないと云う場合もございます。
ですので完全にフリーになれる期間を、ご開業準備期間の後半位には取れる環境を事前に整えておく必要も有ったり致しますので、二兎を追う者は・・・と云うスタンスでのご開業を考えると云う事は、正直なお話としては余りお薦め出来る準備期間の過ごし方とは言えません。
今迄のご勤務先との繋がりを少しでも長く続けておきたいと云うお気持ちも判りますが、その事によってご自身の開設者としてのクリニック準備が滞ってしまう結果になるのであれば、何の為に勤務日程を長引かせているのかも判らなくなり、目的が何なのか?その為には何を優先すべきなのか?と云った事の整理をまず始めにした上で、ご開業準備期間の設定をされる事をお勧め致します。
ほぼ一般的に言われる事としては、ご開業される月の最低2か月前にはご勤務先のご退職をされている事、と云うお話を聞かれた事もあろうかと存じますが、この事は実際にスタッフ募集時の面接や、スタッフトレーニング・医師会へのご対応等と云ったドクターが実際にその場にいなければ始まらない事項が出て来るからであり、これらの事を開業コンサルに委任すると云ったお考えは持たない方が宜しいでしょうし、そう云った事はほぼ開業支援会社の方ではお断りをされる事柄ですので、この部分については時間を造る事を考えておかなければ、後々ご自身が大変な思いをする羽目になる訳です。
その他では、様々な決め事をして行く過程において、先生の拘りの想い等によってある事象に固執する余り、先へ進める事が不可能と云った形になりますと、開業コンサルとしてはエンドを決めた上での工程表に則って準備期間のスケジュールを決めておりますので、その計画が全くダメになると云う事になり兼ねず、その事は最終的にはエンドを決めたとしてもそれに合わせられなくなると云う結末を迎える形になり、結果としてそのドクターとの関係性の悪化が懸念されうる事になり兼ねません。
開業支援会社と云う者は一応その分野におけるプロな訳ですし、その指示に従って頂きながらの準備をしなければ、全く開業の経験が無いドクターのエゴによって振り回されるのであれば、どんなに優秀なプロであったとしてもその開業支援は失敗する確率の方が高くなると思われますので、良く云われる様に「餅は餅屋」の諺通りにその道のプロの意見を尊重すべきではないのでしょうか?
少なくとも、そのドクターの為の準備のお手伝いをしている訳なのに、そのドクターが準備の邪魔をしているのであれば、依頼された会社の方では立つ瀬が無いと云った状況になり兼ねませんし、その辺りに関しては大人の対応をされる事を強くお勧め致します。
そして素晴らしいご開業のスタートを切って頂く事が出来れば、その開業支援会社様にとっても有り難いお話なのではないでしょうか?
posted by 医院開業物件パラダイス at 00:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

ご開業に関わるスタッフ募集は?

物件がほぼ決まって、資金の融資受けについてもある程度の目途が付きますと、次に心配になって来る事としてスタッフ募集をどの様にするのかと云う点と共に、常勤中心にするのか資金的な事も考えてパート中心で固めるのか?と云う事についても、その診療スタイルと共に具体的な形で考えて行かなければならない問題として出て参ります。
近頃に於いては、ドクターのご開業に関してもその専門性を謳う関係から、一般的な看護師さんよりもその専門科目に通じた看護師さんを採用したいと云うご希望をされるドクターが増えており、そう云った看護師さんを募集する事自体が大変難しくなって来ている中で、更に一般的な看護師さんよりも賃金部分に於いて高めの設定を要求されると云う面においても、これから第一歩を踏み出すドクターにとっては、非常に重荷になって来る可能性を秘めている事柄になって参ります。
しかし、例えば内視鏡を取り入れる消化器内科のドクターであれば、その内視鏡オペに通じた看護師さんを雇っていなければ、簡単に患者さんとのやり取りが出来なくなる恐れも秘めており、その事自体によって診療に穴が開く事を考えると、やはり専門性を持った看護師さんを雇っておく事が全てにおいてプラスに繋がる訳ですので、どうしても賃金をはずんででも採用したいと云う形になる訳なのです。
そうなって参りますと、何処かで賃金を多くする為に何処かで賃金を安くしないと釣り合いが取れなくなると云う事で、勢い受付事務さんの部分で賃金を安く設定する形になり兼ねない訳ですが、やはり受付事務と云うスタッフについても良く考えれば判りますが、患者さんとの接点が最も多く長い時間を共有するスタッフさんになりますので、このポジションのスタッフを蔑ろに致しますとご開業後に思わぬ形での口コミによる不評を買いかねない事にもなる訳であり、こういったスタッフへの気配りについても、看護師さんと同様に丁寧な扱いが必要になって参ります。
今迄にも、ドクターのご開業のお手伝いをさせて頂く際に、スタッフ募集の折のドクターの対応等を見ておりますと、ご自身の診療に直接的に関わって来る看護師さんへの対応は大変良かったり致しますが、受付事務さんの採用に関してはややもすると云い方は悪いのですが、雑な対応になりがちになって若干ですが軽い応対になるケースもあったり致しました。
しかし、看護師さんも受付事務さんも大切なオープニングスタッフと云う事には変わりありませんので、その診療内容の差による扱いの差と云う物を付けない様にして、どちらのスタッフさんにも公平な応対をされる事が非常に大切になって参ります。
また、そのスタッフさんに関しては、看護師さんでも受付事務さんでも共に常勤スタッフを必ず入れて運営して行かないと、賃金面のみの考慮でパート重視での採用をしてしまいますと、ご開業の後にそのスタッフの自己都合によって簡単に辞められてしまったり、ほぼ責任感の無い働きしかしないと云った哀しい現実を見る事になり兼ねませんので、重要な決め事と云わねばなりません。
まず、労働者側から見れば、働くと云う点での給料を頂く点には何ら変わりは無いのですが、所謂、正社員とパート社員の違いと云う形を取ってみてみますと、明らかに正社員の方が所属会社に対しての責任感と云う物は強く抱いており、パート社員の場合にはある程度しか責任感を伴わず、意に沿わなければ直ぐに辞められると云った考え方を持っていたりしますので、採用時に於いては採算の事もありますが、長い目で見て募集採用を繰り返す形になる位であれば、ある程度の賃金を払ってでも、長く勤めて下さるスタッフさんを大切に扱う方が採算的にも安く上がると云う事が言える訳なのです。
ですので、スタッフ募集をこれからすると云った場合に於いては、まずそのエリアの相場の時間給を調べる事から始まり、面接に至る過程での慎重な検討の時間を経て、本当に力になって頂けそうな素晴らしいスタッフの皆様を集める事こそが、ご自身のクリニックの将来を占う形にもなって参りますので、是非、このスタッフ募集に関しては手抜きをする事無く、シッカリと辺りを見据えて取り組んで頂ければ宜しいかと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月08日

ご開業される時の診療スタイルについて

ご開業される事をお決めになられると、まずは物件探しなどから始まりますが、多くの先生方はご開業された後にご自身がどういった事を重点的にやっていこうと云った、診療スタイルの確立を具体的にお考えされておられる方が、実際には少ない様に感じております。
勿論、ご自身の事ですから将来的にはこういった事をやりたいとお考えになられている事は当たり前なのですが、理想と現実と云いますか具体的にどういった事をどれ位の配分でやっていこうか?と云った事に関しては、やってみてからでないと・・・と云った風にお考えの先生方も多くお見受け致します。
しかし、本当に遣りたい事を中心にして行くのであれば、当然ながらそれらの事をする為の医療機器類も具体的に考えた上で揃えておく事も必要ですし、何が必要で何が不要かと云った事についても、ご開業前の段階で明確にされておかれる事をお勧め致します。
たまに、ご開業前の段階で薬の卸会社様等のご意見を大きく受け入れてしまい、本当は不要或いは殆ど必要の無い医療機器類までも購入されてしまうケースがありますが、これらはご自身の中で本当に遣りたい診療と云った事を突き詰めてご検討されておられなかった為に、他人の意見に流されたケースと云っても宜しいかと存じます。
明確な診療スタイルの青写真を持ちながら、他人の言うアドバイス?に流されての医療機器類の購入は、本当に突き詰めると無駄と云わざるを得ませんので、気を付けておく必要がございます。
科目によっては、殆ど医療機器類を必要としない科目もございますし、必要とする科目であってもその先生の診療スタイルによっては機材も無駄になると云ったケースもある訳ですので、ご開業される前にご自身がどの様な診療スタイルで、具体的に医療機器は何を主にご使用されるのかと云った部分まで詰めておられる事をお勧め致します。
ご開業時における資金の大きな部分としては、物件に関わる敷金等の家賃関係と内装費用が大きい訳ですが、それに次ぐ大きな費用として医療機器類の購入費が出て来る訳であり、銀行から融資を受ける場合に大きく注目される部分についても、やはり医療器衣類の金額になって参ります。
余り直ぐにお使いになられない様な医療機器類に関しては、後日、クリニックの経営が安定した後にご購入等をご検討されるべき事柄であり、どの様なルーティーンでクリニックの診療が廻るのかが明確に見えてこない時期に、機器類だけを先に全て揃えてしまう事は若干の危険性を含むと思われますので、弊社等に於いては余りお薦め致しません。
ご開業イコールご自身のやりたい診療スタイルと云う事になりますので、事前に良くご検討された上で有効な資金の使い方をして頂けると、ご開業のスタートも良い滑り出しが出来るのではないでしょうか?
ご開業をご検討される全ての先生方は、ご自身の診療スタイルをシッカリとご自分で把握されながら、ご開業のご準備をされます事をお勧め致します。
posted by 医院開業物件パラダイス at 12:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする