2018年05月22日

ご開業準備の落とし穴とは?

其々ご開業をご検討されておられるドクターの皆様は、ご自身がお勤めされておられる病院との連携を考えてのロケーションを見たり、エリアの状況が把握出来ていると云う理由でご検討されていたりと、皆さん其々に物件の選択に於いてはシッカリとしたお考えの基礎の上に立ってご検討されていらっしゃいます。
そうした具体的な部分でのご検討をされている事柄とは別に、ご融資を受ける際に気を付けるべき事柄があったりするのですが、これらの事はご開業のご検討をされる以前に既に為されていたりする事により、ご開業の準備期間に於いてドクターにとって不利に働く要素があると云う事を知っておかれる事お薦め致します。
それは、不動産会社様等からのお誘い等によって、先行投資と云う名目で不動産登記をされていたり、ご開業資金の為に貯めていた預金を担保物件を持っている事が融資について有利に働く等と云った銀行からの甘言によって、自宅の購入を先にしてしまったり等と云う事により、ご開業の為の融資受けを具体的にする際に於いて、非常にそれらの事が足枷になってしまいすんなりと融資を受けにくい状況になってしまう事がございます。
金融機関から融資を受ける際に、最も有利な融資の金利を引き出す為には何と言ってもキャッシュを沢山持っていると云う事に尽きますので、ご開業時に於いて預金額が500万円が最低ラインの自己資金額と良く云われますけれども、実際にはそう云った事では無く事業計画書上で必要とされる融資額の20〜30%位の預金額を保有している事が、最も融資を受ける際に有利に金利の数字を引き寄せる事が出来る事になるのです。
また、そう云った自己資金を多く持っている事により、銀行側としてはそれらのキャッシュを自行へ誘導して新たな口座を設けて欲しいと云うのが本来的な目的になりますので、その様な高額の新たな口座を設けて頂けるのであれば、お貸しする金利はうんと勉強いたしますと云った形になる訳であり、そこで始めて銀行側とドクター側でのウィンウィンの関係が成立する事になる訳なのです。
更には、その様な形で潤沢な資金を持っていれば、それらを使う事無く銀行側の方から事業計画に沿った必要資金を全額融資してくれる事も多々あり、自己資金を一切使わずにご開業の成功を掴み取る事も可能となるのです。
ですので、ご開業を将来的に検討されるのであれば現時点に於いては全く考えていなかったとしても、先の事を踏まえて自己資金と云う物は無暗に使う事無く、自己の将来の為に必ず取っておくと云った姿勢を堅持する事が大切になって参ります。
車を買う・家を買う・不動産投資をする等と云った事は、ご開業されて潤沢な資金を確保する事が可能になってからでも決して遅くはありませんし、それの順序を間違えて先に手を出してしまうと思わぬ所でしっぺ返しを食う羽目になると云う事を、覚えておいて頂ければ思わぬ落とし穴に嵌まる(嵌められる)事を回避する事が出来ますので、是非、ご開業をされる事を将来的にも考える様であれば、そう云った落とし穴に気を付けて自己資金を大切にされる事をお勧め致します。
posted by 医院開業物件パラダイス at 20:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月17日

ご開業時の融資について

現在、ご開業のご準備をされておられる先生がいらっしゃいますので、その先生の実例をご紹介と云う形で開業資金調達の一つの方法としての融資受けと云う事について、お話を簡単に致します。
まず、ご融資を受けるに当たっては開業物件についての大まかな決定が既になされている事が先決であり、その物件の敷金や賃料等の諸条件がハッキリしなければ、当然、設備資金の一部としてカウントされる融資資金は決まらない事になりますので、まずは、物件の確定と云う作業が始めに為されなければなりません。
それから、いよいよ開業資金集めと云う事での融資先の検討に移る訳ですが、ほぼ3大メガバンクへのアクセスをしても、そのいづれかに大きな貯蓄等をしていない場合には、借入金の好レートを引き出す事は難しい感じもあり、更には銀行によっては上限設定が厳しい為に、わざわざそちらで借入する理由が見つからないと云った条件面での不利もあったり致します。
一番の狙い目としては、地方銀行さんの中で探しながら一行だけではなく複数行を競合させた上で、好レートを出して頂く形が最も望ましい訳ですが、これについてもほぼどの銀行であっても、融資をするにおいては自行に預金口座を持って頂く事が第一条件であり、その為にレートの良い貸し付けをしながら預金を増やすと云うのが本来的な目的である訳ですので、その辺りの相手の考えを理解しながらお話を進める形にしませんと、ドクター側の都合や思惑だけでお話を進めようとしても、相手も早々乗って参りません。
ですので、銀行などの金融機関を競合させるやり方は最もオーソドックスで良い方法ではありますが、ドクターサイドに於いての弱み等がある場合には気を付けながらの交渉をして行きませんと、逆に軽く見られたりお断りされたりするケースもあると云う事をお知りになられておく事も必要です。
今回の先生については、自己資金が何千万円もお有りになっていたのですが、いよいよご開業の準備を進めると云った段階に於いて、ご家庭の事情もあって都内に一戸建てのマイホームを造られ、そこにご開業用の資金を投入してしまった為に、開業資金ゼロ状態で融資受けをする形になっている訳です。
元々、開業資金としてはこの業界内において良く云われる事として、最低500万円の通帳コピーは必要ですと云った事が良く云われる訳ですが、この先生もそう云った慣例?に基づいてそう云ったコピーも手にしておられたので特には問題無いと云う積りでおりましたところ、昨今の「スルガ銀行」シェアハウス問題によって通帳コピーではNGであり、通帳原本での確認を実務担当者がしなければ先へ進めないと云った通達が、つい最近になって出る形になったようです。
こうなって来ると、殆ど無い所持金をかき集めて一つの口座に入れ、折角500万円以上の物を預金通帳コピーとして作っても、結局無い事がばれてしまう結果になると云った事になって参ります。
ですので、ご開業される前には担保物件を持っていた方が良いと云った様な銀行マンの甘言に惑わされる事無く、シッカリとご開業準備金と云ったものはその時が来るまで握りしめている事が大切であり、そう云ったキャッシュを持っていれば別に借り入れをしなくても良いケースであっても、逆に銀行の方から融資を受けて欲しいと云ったお話が出て来たり致します。
現に数年前に5千万円位開業資金を持っておられたドクターは、1円も自己資金を出す事無く全ての開業資金を融資で賄い、自己資金はそのままの形で持っていて何かあった場合の保険としてそっとして置き、銀行借入金だけで全ての事業経費を賄いながら更に自己資金を貯めて行き、開業から3年後には広い土地付き一戸建てを手に入れ、更に資金が残っていると云った上手なお金の使い方をしているドクターも居られます。
ですので、これからご開業のご検討をされるドクターの方々は、くれぐれも自己資金が少し貯まったと云ってもそれを他へ転用する事はせずに、必ず残しておいて手を付けないようにされる事を強くお勧め致しますし、そうする事によって逆に多くの資金を銀行から引き出す事も可能になる訳なのです。
融資受けについても、結局の所はお互いのウィンウィンの関係が成立しなければ、上手く行かないと云う原則が存在すると云う事を、是非、覚えておいて頂ければと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 09:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

物件選びの時のコスパを検討すると・・・

ご開業される先生方が物件をほぼ決定とする際に、ロケーションや競合の有無等と共に、ランニングコストとなって来る賃料設定も重要なポイントだと思われるのですが、毎月発生する賃料の設定額が毎月稼ぎ出す保険診療料と比較した時に、本当の意味でのコストパフォーマンスに優れた物件であるのか否かと云う部分を検証する必要があると思います。
賃料が安い分には、売り上げが大いに上がって内部留保が貯まった暁には他へ移る手段も検討出来ますが、それ程爆発的な売り上げに至らなかった場合に於いて、当初から若干広めだと感じていたとするならば、将来的な患者さんの増加に対する備えとして考えていたのでなければ、それは単なる余計なスペースと云う事になり、賃料の上乗せ材料に過ぎないのであれば、スタートする前に再検討される方が宜しいように思われます。
これからの開業に合わせて、様々なコンセプトや試したい診療内容とかがあれば、それも有効活用できる形を取れるのですが、単にゆとりのスペースと云う形であるならば、コスパの観点からは再検討される事が開業後の収支に大きく関係して参りますので、宜しい様に思われますが如何でしょうか?
内装業者によっては、単に広めに作っておくだけで先生の科目に合ったスペース利用のアイデアが出て来ない業者さんも居られますが、見てくれも大事ですけれどもより中身が充実してこそコスパの良い物件として、長く使えるスペースになる訳ですので、物件を選ぶ際には本当に良くご検討された上で、物件のチョイスをされる事をお勧め致します。
特に、都心部に於いては大きなスペースで開業される事の方が少ない場合が多いと思われますが、少し都内から離れた場所になりますと金額的には都内とさして変わらない賃料でありながら、スペース的には充分と云うか中途半端なサイズと云うか表現し難いサイズ間のテナントがあったりも致します。
こうしたテナント物件を選ぶ際には、本当にそのスペースを使い切る事が出来るのか?無駄な賃料を払わずに済むのか?と云った事を、よくご検討した上で決定しませんと後々大いに後悔する羽目になってしまいます。
細かいお話ですし、他の要素に比べると通常では余り気にしないポイントではありますが、ボクシングのボディブローの様に徐々に本体に響いて来る要因となりますので、開業コンサルの弊社としてはこういった辺りの事につきましても大変気になる訳なのです。
会計事務所様等からお手軽に事業計画書を作成して貰い、それを根拠にして大金を融資して貰い簡単に考えてしまいますと、ご開業後に徐々に後悔の念が高まって参りますし、殆どの場合には、そう云った時期には開業コンサルタント会社様は先生から既に離れてしまっており、懇意な形で相談する相手もいないと云った状況になり兼ねませんので、ご注意が必要かと存じます。
尤も弊社の場合には、ご開業の後にも定期的に先生の売上等に関してチェックとサポートをさせて頂きますから、上記の様な杞憂は一切ございませんので、ご安心してご開業準備段階からご相談をお受けさせて頂きます。
但し、他の業者様と天秤に掛けたりする様なスタンスを取られる場合には、弊社の方から身を引かせて頂きますので、その点宜しくご配慮賜れればと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 19:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする