2017年04月27日

ご開業用物件の選定ポイントは・・・

ご開業するには、まず良い物件選びをしなくてはならない事は皆様誰もが判っている筈なのですが、どういう訳か、いざ実際に物件の決定と云う段になりますと、人にもよりますがもっと良い物件があるのになぁと思う様な事例にぶつかる事がございます。
人様の好みですから、良い悪いについて色々と云う事は憚られる訳ですが、それでも開業支援をしているプロのコンサルタントとして見た時には、もしかしたら物件の誘致をする人達の都合に合わせて、勧められるままにお話に乗せられてしまった先生なのかな?等と、いらぬ詮索をしてしまう事も実際にあるのです。
以前にもお話をしましたが、まず物件のクリニックとしての生産性が高いのか否か(つまり、患者さんが沢山来てくれるのかどうか)と云う点と、賃料設定が易ければ良いのですが相場に反して高くは無いのか?と云った部分を良くチェックした上で、事業計画書を作成してみて収支のバランスが良ければいいのですが、賃料の割には患者さんがそれ程集まりそうも無いと云った状況であるならば、どんなにお洒落な作りの物件であっても他科目が揃っていたとしても、良く考えてみて勧められるままにお話に乗る様な事は避けるべきだと思います。
しかし、物件には相性というものがある様であり、ある先生はダメでも他の先生には非常に肌に合うと云ったケースも実際にあり、物件とその周辺に関しては必ず実際に徒歩で見て廻る事を強くお勧め致します。
他の人には大して良く見えない物件であっても、ある先生には大変魅力的に見えたりする物件というものは、今迄にも実際にこのお仕事を通して経験しており、そう云った物件に対してピンと来たと云う先生は、その物件でご開業されると大当たりしたりするものなのです。
その土地と物件に肌が合ったとしか言いようのない現象ですが、これは実際に何度も経験している事ですし、本当に先生ご自身が確信を持って良いと判断された物に、ケチをつけるバカはおりません。
という事で、物件選びに際しては数字的な資料も一応参考にしながら、実際に現場を見て先生ご自身の感性で周辺も見て廻られた上で、ここなら良さそうだな?と感じた場所が、最も良い物件になると思われます。
他人の意見も勿論ちゃんと聞く耳を持つべきですが、人の話に乗せられての決断だけは避けたいものです。
今回のお話は、エビデンスに基づくお話が好きな先生にとっては、若干浮ついた様なお話に感じられるかも知れませんが、これも真実ですので、機会があれば是非そういった事を実感してみて頂ければと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月24日

ご開業と現職を辞めるタイミングは?

ご開業されるドクターが、お勤め先を辞めるタイミングとしては、いつ頃が最も良いのでしょうか?と云ったご質問を良く受けますが、この事についてのお話をさせて頂きます。
ご勤務先を完全にご退職されませんと、ご自身の診療所について開設管理者となる事が出来ませんので、どんなに頑張ってもご開業される前までにはご勤務先をお辞めになる事が必要になって参ります。
と云う事で、それじゃあ4月1日の開業だから3月31日まで勤めていればいい訳だね?という事には、残念ながらなりません。
理屈としては、それでも問題なさそうなのですが、実際にはご開業の前の時点において保健所や厚生局への届出がありますので、そう云った折に書面での確認が為されますし、実務的な面においてもご開業される1〜2か月前になりますと、先生ご自身がかなり忙しい状況になって参りますので、そのままの状態で勤務医を続けて行く事は非常に難しいかと存じます。
ご開業される時期や科目にも若干よりますが、先生ご自身が忙しくなって来る要因としては、まずスタッフ募集に際しての面談を、実際に応募者とお逢いになった上で決めないと、他人任せに出来ないという事がありますし、医療機器類や電子カルテ等についても選択するだけなら良いのですが、それを実際に運用するためのトレーニングが必要になって参りますので、そういった事に時間を取られる事になって参ります。
また、内科系の科目としてご開業されるのであれば、そのエリアの医師会への入会が必須になって参りますが、その入会の為には医師会側からの指定日に数回の面談をしなくてはならず、それをクリアしなければ入会が出来ないと云う事情もございます。
また、細かなお話ですが消防署への防火管理者講習会への参加や、開業後に連携を取る為の薬局との薬の打合せ等も、必ず必要な事前作業になりますし、検査会社や産業廃棄物会社との契約等も事前作業として出て参ります。
まず、物件探しの段階であれば特に問題はありませんので、賃貸条件や診療圏調査結果等に問題が無く、物件周辺をご自身で探索してみてここで良いと云う実感が持てれば、物件探しの最終段階はクリアと考えても宜しいでしょう。
次に、資金の融資についてですが、この時には殆どを弊社の様な業者の方で手配をさせて頂く訳ですが、最終的な部分に於いて、金融機関側から借り入れ申し込み者との面談を求められますので、この部分については平日の昼間の時間を指定されますので、どうしても時間を造らなくてはならなくなりますが、この時期はご開業の5カ月位前になります。
そして、融資金額が降りますと早速物件についての本契約を結び、敷金と共に前払い家賃や礼金・仲介手数料などを支払って、物件の権利を正式に受ける事になって参ります。
その後、物件の内装についての業者との打ち合わせが割合に頻繁に重ねられるわけですが、これについても時間をやりくりすれば、ご勤務されていても問題無く出来るかと存じます。
そして、物件の内装を始める時期がご開業3ヶ月目前位になろうかと存じますので、この頃に先に申し上げました消防署への講習会参加やスタッフ募集の為の打合せ等をしながら、準備を進めて行く事になる訳ですので、それ程のんびりとしている時間がある訳でもございません。
開業支援会社やコンサルタントが付いていますと云っても、所詮は先生ご自身が顔を出さなくては始まらないと云った事も実際にございますので、全ての手間を省くという事にはならない訳なのですが、それでも先生が単独でご開業の準備をされるという事になれば、相当な時間と労力をかける事になりますので、ここは開業支援会社を決めておくことが、最も良い選択になるという事が出来ます。
という事で、ご開業される事が決定なのであれば、ご勤務先についてはご開業の半年前位には辞めると云う選択をしておき、その先はバイト等をしたり開業準備に専念すると云った形で余裕を持った生活をされる事をお勧め致します。
どうしてもと云う場合であっても、最低ご開業の2か月前位までにはご勤務先をご退職される事が、ご自身にとって負担にならずに済む事になろうかと存じます。
一応、目安としての記述ですけれども、ほぼ皆様このような時間経過によって、ご開業の準備をされていらっしゃいますので、ご参考の一助になれば幸いに存じます。
弊社の方へも、是非、小さなご相談でも結構ですので、お気軽にご相談を賜れれば、ご開業に関する事は何なりとお応えさせて頂けますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 18:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月21日

ご開業物件の公開時期

ご開業をご検討されるに当たって、まず始めにご検討されるのがご希望エリアに於ける物件探しという事になろうかと存じます。
一般的に物件が公開される場合には、公開元の会社なり建築関係会社が他社に横槍を入れられない状況が確定した時点において出される場合と、物件オーナー側からの許可によって限られた会社の方で募集を掛ける場合等がございます。
ネット等への掲載物件に関しては、その様な形式で募集元が決定した場合にのみ出されるパターンが殆どですので、ほぼ物件掲載が為されている場合に於いては、後日物件の計画が流れてしまうと云うケースは無いと考えて宜しいかと存じますが、稀に同族会社の会長の鶴の一声で募集を掛けていた物件が消去されたと云う例もございますので、物件をご検討するに当たっては、その物件だけという事での余りに一途な検討の仕方をされるのは避けるべきかと存じます。
物件のご検討をされる場合には、プライオリティを決めて第一・第二・第三位の物件チョイスで検討しておいた方が、何かのアクシデントで第一物件がNGになっても、すぐ次の物件へシフト出来ますので安心感があります。
また、非公開物件というものも実際にある訳ですが、これらは物件についての募集を公にする前に内密の状態でドクター探しをしてしまい、実際に公開する時期には既にドクターが全て決まってしまっており、他の方が手を出せない状態で固めてしまうと云う方法です。
しかし、このやり方ですと余程物件の素性が良いか、多くの人達や誰もがこれは良い!と云える物件で無くては、水面下での募集を掛けても中々ドクターが集まらないと云った事になってしまい、結局、公に募集を掛けた方がドクターが集まったと云う事になってしまいます。
募集掲載案件の中には、非常に長い期間募集を掛けているケースがある訳ですが、人によってはこんなにいつまでも募集して集まらない物件は、きっとダメな物件に違いないと思う方も居られる事かと存じますが、意外にそんな事は無く、たまたま募集科目の中で、ある科目だけが決まらなかったと云うだけで、やってみたらとても患者さんが多く集まる優良案件だったという事もありますし、実際に募集を長く出していると云うのは、募集科目について条件が良い(患者さんが集まる)という事で募集している訳ですので、そう云った案件をよく検討せずにスルーしてしまう事は避けるべきかと存じます。
但し、中には殆どの科目が揃っているのに1テナント分だけ募集していると云ったケースもあり、そう云った場合は良く検討する必要がございます。
以上の様に、物件の募集掲載に関しては色々なケースや募集の仕方がありますので、出来れば一つの会社さんのHPを見るだけではなく、いくつかの薬局系のHP以外の会社の物を参照される事をお勧め致します。
最近ですと、物件探しと云うと「エムスリー」さんのHPから、と云ったパターンのドクターが多い事かと存じますが、良く見ると判るのですが、あの会社さんのHP掲載物件は、其々の加盟薬局系会社さんの出している物件情報を集約して出していると云った形ですので、それ以外の物件に関しては全く出ていなかったりもする訳ですので、是非、他の部分についてもお調べ頂ければ幸いに存じます。
弊社のHPについても、殆どの薬局系物件とその他の物件や非公開物件等も、殆ど網羅しておりますので、もし宜しければご利用になられてみても、面白い物件を見つける事が出来るかも知れませんので、是非、お気軽にご利用頂ければ幸いに存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 19:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする