2017年11月16日

不良コンサルによる被害実態を見て・・・

昨晩、ある開業希望ドクターとの面談をしたのですが、既にその人物はあるコンサル会社へ依頼をして開業の準備を進めていたと云う事であり、その内容を伺ってみた時に余りに酷い有様で、何とも云い様の無い虚無感に襲われてしまいました。
ご自身が住む住居も含めた形でクリニックビルを立ち上げると云う事で、開業へ向かって動いていたようですが、その折に依頼をした会社さんではほぼ4年に渡って準備を進めると云う形であっても、実際に行った内容を伺うと融資の取付と架空の数字での事業計画書の作成、ドクター不在での意見無視による内装設計と実際に行ってしまった内装施工と云う事であり、物件についても実際の寸法と図面上の数字とが全く相違している為に、請求金額に於いても実寸での額と図面上での額に大きな開きが出て来る事によるトラブルによって、現在も金額確定も出来ていない状況で、それら全てをお願いしていたにも拘らず、何も解決せずに逃げを打ってばかりのそのコンサルとは縁を切ったと云うお話でした。
来春にはご開業したいとのご希望を持ってはおられる様でしたが、実際には診療をするドクター本人がその内装について何の意見や希望も出さないまま、適当なメモ書きの略図から平面図を起こして書かれた図面に基づいて、実際に開業する時期も不確定の状況で内装だけが完成してしまっていると云った、目も当てられない状況になっていた訳です。
更には、その内装を考えたコンサルさんが保健所への事前申請もせず出来上がりの内装チェックもしていない為に、受付カウンターの前に大きな柱が立っている等と云った、有り得ない出来上がりであったとの事であり、それを依頼されて作成した大手ハウスメーカーも医療物件の経験がほぼ無い状態で、そう云った不良案件を安易に造ってしまう体質にも驚かされた訳です。
既に出来てしまっているクリニックの内装について、これから別の内装業者へ依頼を掛けて保健所への事前申請をして頂く形で図面のチェックをして貰い、そこで不具合部分の改装をしてからでなければ開業等は出来る訳も無く、余りに酷いお話に本当に当人でなくても腹が立つお話でした。
今後、どの様に推移して行くのかは判りませんが、ご開業されるご予定のドクターは本当にコンサル選びについては気を付けて、大きな態度で判った風な口をきく人ほど警戒した方が良いかも知れませんね。
前回のブログにも書いたかもしれませんが、ご開業の手順や細部をご存じないドクターに対して、判っていないのに聞きかじりで知ったかぶりを声高にして信用させたり、大きな態度で任せなさいと云った感じのコンサル会社の人は、殆ど良い仕事はしませんし金儲けの為だけしか頭の中に無い人々ですので本当に注意が必要になる訳ですが、何も知らないドクターはそう云う人にこそ信頼感を抱くのが怖い所です。
因みにその会社さんは、長年に渡って不動産を取り扱っている会社でありながら医療にも精通していると云う会社さんでしたが、金儲けで他人を不幸にするのは本当に許せない行為だと思います。
ご開業についてはご縁の部分も多い訳ですけれども、出来るだけ人を見る目も養いつつ素晴らしい将来を造って行って頂ければと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 10:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする