2019年08月07日

ご開業の準備時期にまず考えるべき事は?

これからのご開業準備期間に、殆どの先生はご自身で大切だと思う部分に関して思い入れたっぷりに時間を掛けようとする傾向が有ります。
しかし本当に大切な事が他にもある訳ですが、その辺りについては意外に何とかなるのでは?と云う考えを持っておられるドクターも多く存在し、実際にその事についてはハッキリ指摘されないと、あまり関心を示されないケースが多い事も事実です。
その大切な事とは何かと云えば、ズバリ融資を受ける事に他なりません。
融資を受けるには、まず敷金・賃料等の諸条件についての明確化と共に、医療機器類の大まかな予算見積もりを取る事と内装費用についての基本形としてのレイアウト図面と共に、その見積額を提示した書式を出来るだけ早急に取り寄せ、その上でそれら資料を基にした事業計画書の作成をして金融機関側で要望の出るその他書式一式を揃えた上で、融資に関するプレゼンを金融機関に対してする必要がある訳です。
何と言っても、その融資についての検討期間がほぼ1か月間位は取られるのが一般的ですので、その期間が過ぎてから漸く融資額の実行(振り込み)が為される事になり、その間については内装工事も医療機器類の取得も資金が揃いませんから何も手を出せない形になる訳です。
そう云う風に考えますと、まずはドクターご自身の手元に潤沢な資金が無いと何も始まりませんし、何も出来ない状態のままで次の工程となる内装図面等の細かい打合せを先に済ませていても何も先へは進めませんので、その辺りの事を良く理解して頂いた上で、粛々とご準備を進める様にして頂ければと思う次第です。
よく周囲のドクターや先輩ドクター・同僚のドクター等にお話を聞いて来て、プロセスの途中の部分だけに興味を示されてその部分に固執するドクターも居られたり致しますが、こういった偏った先走りは結局後の方になってから、そのドクターご自身が大変な思いをされる結果に結び付いたり致しますので、出来る事であればご開業のお手伝いをさせて頂いているコンサルタントの担当者やコーディネーターの方に、良く理解出来る様にお話を伺いながらご準備をされて行く形が、最も望ましく順序立てて用意が出来る形になるのだと思われます。
確かに医療機器類の選定や内装に関する打合せ等は、最もご開業についての準備の中でもワクワク感のあるある意味楽しい時間でもある訳ですが、それをする前にまずはお金の準備を先にしておけば、ご自身の懐にも大きな金額のお金が入っていると云った安心感と共に、いつ大きなお金の請求が来ても何も心配せずに対応できると云う観点からしても、まずはご自身の開業資金に手を付けるのではなく、融資受けをしておいてご開業の資金を確保する事の方が大切であると云う事を、其々のドクターがご認識される事が望ましいかと存じます。
最もご開業の準備と云う物は、ある事柄が終わるまでと云ったスタンスでは無く、いくつものするべき事柄を並行しながら進めて行くと云ったスタイルが普通ですから、常にスケジュールの確認をしながらパート毎に遅れの無い様に注意を払いつつ進める形が、最もベストな準備の進め方になろうかと存じます。
細かなお話になってしまいましたが、資金の確保と云う部分は非常に重要ですし、場合によってはその金融機関から貸し出しはNGと云う判定を頂いてしまう事もあったり致しますので、ご自身がドクターだからと云った理由によって余りユッタリと構えていると、変な形で慌てさせられるケースに見舞われる場合もありますので、常に真摯な態度でご開業のご準備に当たられる事をお勧め致します。

posted by 医院開業物件パラダイス at 18:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする