2019年08月18日

最近の開業物件の流れ

一頃は新規の開業物件情報に関して、エムスリー等への全物件の露出等の為か殆ど全ての物件情報を、広く浅く見てしまっていて既に物件情報としては把握していると云ったドクターが多く見受けられましたが、そう云った事の反省もあってか近頃では全ての物件情報をエムスリー等への媒体に出さず、新規案件で各薬局等で温めておきたい物件については自社内でマル秘扱いでドクターへの個別紹介と云う形で新規案件情報を出している状況が伺えます。
その様な形での物件情報が弊社等へ流れてくる時点において、既に幾つかの科目が決定していて、残りの部分でのフォローのお願いと云う形の物件情報が多くなって来て居る様に感じられます。
しかしそれでも既に決定済みの科目のある物件であっても、逆にそれらの科目が決定している事によって、それ以外の科目のドクターはご自身の科目がそこへ参加した場合に相乗効果の期待出来る案件であれば、大変検討し易い環境が揃っている物件となりうる訳であり、魅力のある物件情報であると云う事も出来るのかも知れません。
また調剤薬局主導の物件以外にも、最近に於いてはドラッグストア系列の物件情報もかなり集まって来るようになり、これらの物件に於いては集客力の強いドラッグストア案件であれば、ドクターサイドから見るとかなり集患にも貢献出来る物件となりうる為、大いに検討に値する物件情報になろうかと存じます。
今迄の調剤薬局主導の物件の場合には、周辺環境や近隣のマグネット物件の有無も重要なポイントになっていた訳ですが、ドラッグストア案件の場合には既にその物件自体がマグネット案件を兼ねているケースが多く、それだけを見ても意外に魅力的な物件になるケースが多く見受けられます。
但し、気を付けたい部分としてはこれら商業施設内案件の場合には、通常の賃料の他にも施設協力金等のランニングコストの発生がある場合も見受けられる為、それらも含めての吟味が必要となりますが、それでも集患への貢献度の方が高いと踏めれば、そう云った付加支払についても納得の出来る部分であったり致します。
これらの事を含めて、最近における新規開業物件の流れとしては、全くのブランニュー案件の他にも物件情報が開示された段階に於いて、既に幾つかの科目が決定していると云った物件情報もありますので、軽く流して物件情報を見ると云う姿勢では無く、その物件の周辺状況や環境についても目配りをしながら検討する必要が有る様に感じます。
ただ、いくら診療圏調査の結果が良かったとしても、実際に蓋を開けてみなければ判らないと云う事もあり、その根本にはドクター自身の人間性や患者対応等が大きく反映されるケースも多々ありますので、まずはドクター自身が人に好かれる要素をどれ位持っているのか?と云った部分も関係して参りますから、勤務医時代の様な感覚だけでご開業される事はご自身の中でリセットされてからが宜しい様に感じます。
非常に人気のあるクリニックのドクターにお話を伺いますと、本当に流行るクリニックである為にはドクター自身が人に好かれなければ患者さんも付いてきませんし、逆に流行るドクターは何処で開業しても必ず成功するものだと云うお話を以前に伺った事が有りますが、よく観察してみるとそのお話は本当に納得の出来るお話でしたので、これからのご開業をご検討されるドクターに於いても物件のご検討と同時に、ご自身の人間力の向上も大切にされる事をお勧め致します。
posted by 医院開業物件パラダイス at 11:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする