2019年09月30日

ご開業時期と物件の選択エリアについて

一昔前以前には、良く云われた言葉として「開業適齢期」なる文言が開業セミナー等を通して云われていたりしたものですが、最近ではそう云った言葉もあまり聞かなくなったような気が致します。
そもそもどうしてその様な言葉が出来たのかと云えば、恐らく殆どのドクターにとっては臨床経験をある程度積んでいて、更に医局内のポジション争いに巻き込まれる前段階のドクターに向けて、選択肢の一つとしての提案と云った形でのアプローチとして使われていたと思われます。
しかし、そう云った所謂40歳代中頃のドクターだけがご開業されていた訳でも無く、その時期まで待たずにご開業されるドクターも居られれば、逆に50歳代に入ってからのドクターがご開業されるケースも割合にあったと思いますので、そう云った意味からすれば「適齢期」とは何なのか?と云ったお話にもなって来る訳であり、次第に時代の流れと共に淘汰された言葉になって行ったように思われます。
しかし、ここで弊社としての独自の考え方として見た場合には、その「適齢期」と云うものはドクターの年齢とは別の、ドクターのライフスタイルに依る所が大きなファクターとして現在に於いても云えるのではないか?と思ったりも致しております。
どう云う事かと云えば、そのドクターがご開業される時の理由が大きなポイントとなる訳ですが、最も自由に気軽にご開業を検討出来る時がいつなのか?と云う事を考えた時にその答えも出て来る訳ですが、ご結婚されていてお子様の手が離れた時点か、或いはお子様が入園前の状況である場合等が、最もご開業の時期としては適していると思われるのです。
何故か?と云えば、そう云った時期であればご家庭の事情に左右されずに好きな時に好きな場所へのご開業のご検討が出来る訳であり、更に云えばそのご開業を成功させる事によって、ご自身やご家庭の将来設計を組み込む事も可能になって来る訳であり、お子様の成長に合わせて将来的な学費の確保や学校選択についてもゆとりが生まれる形になり、家庭内でのギスギスした雰囲気を造らずに済む事に繋がって来るからなのです。
または、お子様が大学受験の選択肢の中に医大が含まれている状況であれば、その前段階に於いて勤務医としてだけの収入で賄い切れない局面を想定した場合に、早めに家庭の状況を見極めての決断や昇進への希望よりもご自身のご家庭を優先させると云った場合に於いては、その時点での(恐らく40歳代後半位)ご決断をされるのでは?と思ったりも致しますし、そのタイミングがラストチャンスとも思えるからなのです。
後は、そのドクターご自身の体力的な部分も加味しなくてはなりませんが、若ければ少々の事では体力も十分あり無理も効くかも知れませんが、年齢を重ねるとどうしても人間ですから無理も効かなくなり、気力も薄れてしまう事になり兼ねません。
そうして検討した場合には、やはり若い時点でのご開業と云うスタイルが最も成功率が高くなり、臨床経験と云う部分に於いても日々の実践の場に於いて、常に勉強をしながら進めて行けば医局や大病院とは異なる患者さんを扱う形にもなり実戦的な経験を積む事も出来ますので、チャレンジ精神さえ持っておられればご開業についての不安はそれ程大きなものでは無かったり致します。
その為にも、物件選びをする際に最も気を付けたい事としては、現状での患者さんのニーズがあるエリアであって、更に将来的に見て約20年位の間はそのドクターの科目にニーズのあるエリアである事が非常に大切になって来る訳であり、その辺りを良く見極めながら物件のご検討をされれば、間違いの無いご開業へと進める事が出来ると云う事が言える訳です。
その為には、まずご開業のパートナーとなる開業コンサルタント会社様の選択をシッカリと見極め、言葉上手に気分良くお話をされるだけの会社担当者については、その核心部分を突っ込んで質問したりしながら見極める眼力を養われる様にして欲しいと思います。
コンサル会社と名乗っていて社歴も長いと云う触れ込みであっても、フルコンサルも出来ずに同じ様な金儲け主義の会社とタッグを組んで二つでやれば一つの事が全て成し遂げられると云うスタイルの場合には、それだけそのドクターから資金を毟り取られる事になる訳であり、弊社から見ると非常に金儲け主義に見えてしまい、その会社の口車に上手く乗せられたドクターは本当に気の毒に感じてしまいます。
この医療業界は、裏を知ると本当に魑魅魍魎が跋扈しているが如くの世界の様に見えてしまい、それらを避ける事も容易ではない様に感じますが、何としてもまずはご開業を検討されているドクターの幸せを本当に願う気持ちで、コンサル会社さんはご支援をして欲しいと思う今日この頃です。
posted by 医院開業物件パラダイス at 21:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

これからのご開業の方向性は?

弊社が医療法人の監事として参加する小児科クリニックの経営会議において、今後の診療内容に加えて行く形としての一つに挙げられたのがアンチエイジングとごく簡単な自由診療の付加と云うものでした。
これは、小児科クリニック特有の形態として患者さんの親が必ず同伴して来ると云う事に着目し、そのお父さんなりお母さんへのアプローチをする事によって、売り上げの増大とファン獲得を目指すと云う内容の物でした。
具合の良くない子供を診て貰う為に来院するお母さんにしてみれば、子供もそうですがお母さん自身もかなり疲れている訳であり、そう云った状況の中で子供を連れてクリニックへ来てみたら、子供の治療以外にもお母さん向けの元気の出る治療が受けられ、更にそれが料金的にもリーズナブルであれば、試しにやってみようと思うのはくたびれた人から見ればごく自然な感じで受け止められる訳であり、それを実践してみると意外に評判が良く広く浸透しそうな気配を見せているとの事でした。
これは簡単に言えばプラセンタ注射等の投与によって、疲れ難くなる、寝覚めが良くなる、悪酔いをしなくなる、肌の張りが良くなる、活力が出る等の効果が表れる訳であり、人によって多少の差が在るにせよ多くの人が実感出来る効果が期待出来ると云う意味に於いては、導入については売り上げへの貢献と患者さん獲得への布石と云う意味に於いて、一応成功と見て良い効果が出たと云っても良い事例であると思われます。
また、他の科目で云えば、たとえば皮膚科に関して保険診療としての需要が非常に高いエリアであっても、敢えて保険診療一本で勝負するのではなく、自由診療である美容皮膚も取り入れた形でのご開業と云った事が、これからのご開業に於いては売り上げの部分で期待できるスタイルになるのではないでしょうか?
診療報酬の上下と云っても、その殆どに於いて診療単価が大きく上がる事は期待薄と云う現状に於いては、ご開業された後に多くの患者数をこなさなくては売り上げを伸ばせない現状に於いて、その働き方自体に大きく依存して体調を崩すと云った事になるのであれば、もう少し別の角度からの経営と云った事も視野に入れながらのご開業を準備する形が望ましい様に思われます。
そう云った意味合いに於いても、これからのご開業に於いては例え保険診療一本でやるにしても、ご自身の専門科目だけの売りと云う形では無く、その患者さんの家族も巻き込んで受診して貰える様な体制を取って行く形の方が、将来的な経営展望を見た時にご自身のクリニックに於いては有利な状況を作り出せるように思われます。
いつまでも調剤薬局主導の縛りに気を配りながら物件選びをする形では無く、ドクター自身の働き方にも影響する様な多角的な視点でのクリニック経営をされる事が、今後の時代は必要になって来るものと思われます。
そう云った意味合いに於いては、調剤薬局様に於いても淘汰する側・される側の色分けが為されてくる時代になって来ておりますし、ドクター自身もその事に気付いて別の角度からの自院の経営を考える様になって来るものと思われます。
また、ご開業される前段階に於いてドクター自身が様々な経験と勉強をしておかなければ、安易なご開業についてはご開業の後に大きなツケが廻ってきかねない時代になって居る様にも思われます。
こういった状況に於いては、弊社へのご相談は決して無駄にはならないものと確信しておりますので、是非、お気軽にご連絡をしてみて頂ければと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月17日

物件の良し悪しの見極めとは?

当然物件の良し悪しの見極めをしなければ、その物件で開業しようと云う気持ちになりませんし、そこで人生を掛けると云う積りでやる訳ですから、出来るだけ突き詰めて中途半端な事はしたくないと思うのが当たり前の事かと思われます。
そう云う意味合いに於いて、どういった事を理解すればその物件の見極めとしての良し悪しを見分けられるのか?と云う事が、重要なポイントになって来る訳です。
まず、ドクター自身の科目がどういう年齢層の患者さんを最も集めやすいのか?と云う部分を、改めて検証してみて男女別・年齢別に見極めてみると、大体の患者さんの幅と云うものが見えて来る訳ですが、その患者さんの幅と云うゾーンにどれだけ物件サイドの周辺環境が合致しているのかと云う部分の見極めをすれば、自ずとその物件のキャパシティが見えて来る形になる訳であり、この事は何も診療圏調査の数字だけを頼りにしなくても、大方の予想として見ていた場合に於いても殆ど外れの無い見方であると云う事が出来ます。
そう云った物件の見方さえポイントとして押さえておけば、どの物件であっても余程周辺の動線等が入り組んでいたり、周囲から疎外されている環境で無い限り、立地として見た場合に直ぐに諦める事をしなくても検証する事が出来ると云う訳です。
そもそも、その物件が現状の条件として良かったとしても、将来的にその物件周辺がどういう形で発展しそうなのかと云う部分の方が大切な訳であり、現状が素晴らしかったとしても所裏的に患者さんの需要が尻すぼみになる環境であるならば、そこは慎重に物件周辺の発展性を調べておく事が重要になって参ります。
また、最近では皮膚科・心療内科・眼科等に於いても若干ではありますが、美容と云うコンテンツを取り入れるドクターが増えて来ている事も事実であり、そう云ったドクターの場合には単なる自身の診療科目以外についても、美容と云う側面のニーズに関しても環境を良く見て調べる必要があり、そう云った場合には更に注意して周辺環境のチェックをする必要がある訳ですので、本当に気を配っていないと目論見と異なる結果を招きかねないと云う危惧もあったりするので、大変に注意が必要になって参ります。
しかし、それが上手く当たれば非常に立ち上がりも先々についても右肩上がりの売上を期待する事も出来ますし、単に自身の診療科目の蓄積だけでは無く、他の美容と云う分野における広がりもドクター自身が実感できますので、常に先を追い求めて新たな事にチャレンジすると云った醍醐味を感じる事が出来ると云う点においては、そう云った開業と云うものも面白いと思いますし、先が楽しみな感じも致します。
ただ、こういったご自身の専門科目の他に美容を取り入れた診療をすると云う場合には、どちらに比重を置くのかと云う点と共に、その診療科目についての診療圏調査の数字にも若干であっても偏りが出来る可能性もあり、その辺りをどの様に捉えるのかと云う問題も出て参ります。
ですので、弊社の場合にはご開業の始めの段階に於いては保険診療を重点的に行って、まず足元を固めてからその信頼の獲得をした上で、美容部門への展開を徐々にするやり方をお勧めしております。
その場合には、単に医療モールや建て貸し物件への出店と云う形よりも、ショッピングセンター的な色合いの強い物件やドラッグストア物件をターゲットとして検討した方が、ドクターにとっては検討し易い環境の物件としてみる事が出来ますので、そちらの系統の物件を弊社では強くお勧めしたり致します。
いづれにしても、物件の良し悪しと云う事についての見極めとは、どのドクターがどう云う事を将来的に遣りたいのかと云う部分を見越して、その為に現状から将来に渡っての患者さんの取り込み具合が、どれ位順調に推移するのかと云う予測をシッカリと建てる事の出来る物件かを見極めると云う事に尽きるかと存じますので、その辺りをシッカリと押さえて物件の検討をされれば、ほぼ間違いの無い物件の選択見当が出来る事になろうかと存じます。
そう云った観点からも、弊社へお気軽にご相談頂ければ、まずはドクターご自身のヒアリングから始めて、ご開業への最も適したご案内が出来る事と存じますので、宜しくお願い申し上げます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 18:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする