2020年06月08日

コロナ騒動の中でのご開業を考える・・・

今年に入ってから、特に3月後半位から現時点に至るまでの期間は、病院は勿論の事クリニックにおいても極端に外来患者数が減っている事は事実であり、その様子を見ておられ今後ご開業のご検討されていらっしゃられたドクターの皆様は、一様に今開業をしなくて良かったと云う事をお話されております。
確かにそう云った側面も事実であり尤もなお話ではありますが、この騒ぎについても今後ずっと続く訳ではないと思われますし、現時点において苦慮されておられるドクターにとっては今後の経験ともなり、決して今の苦しさが無駄になるとは思いませんし、逆に見れば今回の様な大変な逆境を乗り越える事によって、将来に於いて似た様な状況に陥った時には、現在の状況がきっと役に立つ経験値になる事と思われます。
その分だけ、現在大変な思いをされておられるドクターの皆様は精神的にも強くなられ、この状況が収まれば患者さん達もそれぞれのドクターの所へ戻られるでしょうし、地域医療への信頼感も増す形になって新たな競合医院が出て来たとしても、それほど恐れる事無く自信をもって診療を続けられるようになろうかと存じます。
翻って、今ご開業のご検討を中断されておられるドクターの皆様にとっては、現在ご自身の置かれている状況を見極めた上で、ご開業の時期をじっくりとご検討されながらご開業されるエリア選定と物件選びをして、現在の状況が好転して来る時点とご開業の時期を見定めて、慎重な計画を立てられることが肝要かと存じます。
本当にご開業と云うものはタイミングが大切であり、ご自身のご開業に対するモチベーションが高い時期に思い切った割り切りと、慎重な下調べ等を総合して自信をもって進めなければ、決して良い形でのご開業は難しかったりも致します。
何よりもご自身とその周りの方々が、ご開業についてのご理解をして頂いており、そう云った大きな方向性をしっかりと見定めた上でご準備を進めていきませんと、途中で挫折しそうになったり諦めの気持ちが湧いて来たり、中には既に物件の契約をしてしまった後に、違約金分はいりませんのでやっぱり開業を辞めますと云った、弱腰になってしまわれるドクターもいらっしゃられたり致しました。
しかし、こういう形になってしまわれるのはドクターご自身の精神的な部分もそうですが、事前にご自身が何をどの様にやっていきたいのかと云った確たるポリシーが決まっていなかったり、ご開業に対してのふんわりとした形でしかご検討をされておられなかったりと云ったケースによくあるパターンですので、これからご開業をご検討されるのであれば、ご自身がどういった事をどの様にして、何をメインにやっていきたいのかと云う基本的な事を、しっかりとお決めになられた上でご準備をされる必要があろうかと存じます。
ご開業後に患者さんの来院数が少なかったりしますと、コロナ騒動に拘わらず非常に不安になったりするものですが、そういった場合においても何が原因でそうなるのかと云った事や、どうすればその改善が出来るのかと云った事を地道に検討する癖をつけてしまえば、今回の様な誰もが経験した事の無い状況に陥っても、突破口を見つける事は出来るものだと思っております。
患者さんが来なければ、どうしたら来易い環境を提供出来るのか?と云った事を検討すれば、自ずと答えも見つかるでしょうし手をこまねいているよりも、なんでもトライする気持ちが大切になって来るのだと思います。
これからご開業をご検討されておられるドクターの皆様は、今後のコロナ騒動の先をある程度予測しながら、その時期が完全に終結する前段階において、他のクリニックよりも少しでも早くご開業される様にご準備を怠らない姿勢が大切かと存じます。
先に地盤を押さえてしまった方が、後から出て来る方よりも優位に立つ事は明らかですので、そう云った事も踏まえながら何よりもクリニックの院長になられるという事は、ご自身が経営者になられるという事に他ならないと云うご自覚が大切かと存じますので、そう云った事を良く見極めながらご開業のご検討をされるのが、非常に大切な事かと存じます。 
posted by 医院開業物件パラダイス at 09:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする