2020年07月30日

コロナ騒動の先を見据えて

今年はコロナ騒動のお蔭で世の中の経済活動も大きく制限されてしまい、春先にご開業された先生方も大変なご苦労をされていらっしゃられる事とお察し申し上げます。
また、既にご開業されていて順調な経営を為さっておられた先生方についても、今回の騒ぎに於いて皆さん殆どの方々が大きなダメージを受けていらっしゃられております。
斯く云う私自身も、売上げ的に大きなダメージを負ってしまっている一人ではありますが、どの先生方もお話をお伺いする限りにおいては徐々に業績の回復基調にはなって来ておられる様であり、大方の感覚としては前年同月比で約2割減位で留められそうな感じの様です。
この様に医療機関に於いては、余程の事が無い限りは患者さん達も徐々にではあっても戻って来て下さる感じであり、その事が地域医療への貢献をしていた証ともなっている様に感じます。
現時点に於いて勤務医として頑張っておられるドクターの皆様にとっては、ご自身の将来設計と云う面に於いての独立(ご開業)に関して様子見と云ったスタンスの方が多いのかも知れませんが、やはりご自身の事になりますので世の中の動きをシッカリと把握された上で、早め早めにご決断をされながら将来の為のご準備をされる事をお勧め致します。
ご開業されて10年以上経験を積まれているドクターとのお話をしていても、結局の所はどのドクターであっても自分自身の気持ちの持ち様と、先を見据える計画性が最も大切な部分であり、今回の様な騒動に於いても今後何が必要になって来るのかと云った事を、ジックリと検討しながら見据えているドクターは既に今後マストになって来るであろう医療関係の周辺機器類について、段階的に調べ始めながらそれらを取り入れる検討をしていたりしておりました。
この様にご開業されるドクターの立場と云うものは、何をするにしても自分自身で考え行動に移しつつ経験と検証をしているものだと云う事を、今回のコロナ騒動に於いて改めて実感させられる事の多い時期であったと思います。
そう云った意味に於いては、これからご開業のご検討をされて居られるドクターの皆様は、余りに臆病になる事無く前を見据えながら着実に未来を切り開く意気込みを持ちつつ、ご開業のご準備を進められるのが宜しい様に感じます。
新たにご開業されるとなれば、そのエリアに競合がいる居ないでは大きな差が生じますし、出来るだけ早めにご開業を検討するエリアに根を張って行く事を考えておきませんと、どう云ったライバルに先を越されるかも知れませんし、そう云った事で不安になる事自体がご開業にとってはマイナスな事象になりますので、余計な心配をするよりも先を見据えて戦略的なご開業のご検討をされる事をお勧め致します。
現在コロナ騒動に関しては恐らく第2派の襲来が来ているとも思えますが、今年一杯を乗り切れば恐らく来年位からは新たな動きと共に、世の中全体の経済関係を含めて復興して来るのでは?と云う感じもしておりますので、今の内にご開業についてのご検討をされておかれる事が、これからご開業のご検討をしようと思っておられるドクターにとっては良い時期と云えるのかも知れません。
弊社に於いても、一旦はご開業のご検討をされて居られたドクターも今回の騒動に絡んで、一旦ご開業のご検討を白紙に戻られた方もいらっしゃいましたが、やはり今後ご開業をされると云う方向性でご検討されておられるのであれば、今年の9月位からは徐々に動かれた方が宜しい様に感じております。
新規開業物件についても徐々に新たに出始めて来ておりますし、例年よりもご開業に対しての怖さが勝っているのか名乗りを挙げるドクターの数もそれ程多くはありませんので、逆に現時点位からご検討をされるのは時期的にも宜しいのかも知れません。
もしもご開業のご検討をされて居られるドクターの方々で、エリアを含めた方向性等に付いて誰かに相談をしたいと思っておられるのであれば、是非一度、弊社の方へお気軽にご相談を賜れればと存じます。
今年はセミナー開催も難しい状況ですので、新たな情報やノウハウについての蓄積も不特定多数へは発信致しませんので、どんな事でもご相談を頂ければ何らかのお役には立てるのでは?とも思っておりますので、宜しくお願い申し上げます。 
posted by 医院開業物件パラダイス at 22:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月20日

コロナ騒動で変化しつつあるクリニック経営

今年の春先から本格的に流行して、未だに出口の見えない状況になっているコロナ騒動ですが、ここへ来て既にご開業されておられるドクターの皆様のクリニックへの取り組みが徐々に変化して来て居る様に感じられ、その事について若干ですがお話をさせて頂きます。
まず、患者さん達のクリニックへの対応と云ったものが以前と比べて変わって来ており、地域差も有ったりはするのですが受付でのやり取りの時に極端に接触を嫌がる傾向が見える様になって来ており、その為に会計時のお金の遣り取り等の時や受付とのお話をする際に、受付カウンターから随分離れて会話をしたり、お金の手渡しを拒否したりと云った感じで、極力接触を避ける傾向が強くなって来て居る様に感じられます。
この事は、診療の終わりだけのお話では無く、診療前の初診段階に於いても問診票作成時等に同じ様な状況が見えたりして、その為に時間を取られたりするケースも見受けられる様になって来ております。
こういった事を実際に見たり聞いたりしている先生方は、こう云った事を含めての時間短縮や人材省力化等に対応するべく、徐々にではありますがこれらの現象に対応出来る機械等を導入検討される先生方が増えて来て居る様に感じられます。
具体的には、受付へ配備する自動清算機であったり、ウェブ問診等の付加備品の導入検討になる訳ですが、これらの機械類にしても開発が始まって世の中に出始めたのはまだ5年前位のお話である為に、価格については意外に高額であってもその内容や大きさ自体が現在既に稼働しているクリニック内に設置するには大きすぎていたり、価格が高すぎたりしているのが現状です。
ですので、そう云った価格面での対応と云う事については、国からの補助金制度の活用等も検討の余地はあったりするのですが、条件的に厳しい感じの物が多く、例えば補助金100万円位を使えると思っていると、残りの金額についてはキャッシュでなければならずに、リース等を組んで支払く形にしたいと思っても、それではその機械その物がクリニック所有では無くリース会社所有になってしまう為、補助金は出さない等と云った条件を付けられたりするので、欲しくてもそう云った金額をポンと出せるクリニックで無い限りは結局の所、無理して購入は出来ないので欲しくても諦めると云った形になってしまう所が多かったりも致します。
給付金にしてもそうでしたが、補助を与えると云っていながら実際にはクリア出来るか否かのギリギリのポイントでNGを出されてしまうケースが非常に多く、本当に補助制度の活用を思っているのであれば、もう少し条件面やクリニック経営における内部留保やキャッシュ保有率等をシッカリと把握した上で、補助金制度の運用を図れる様に国は制度の見極めをシッカリとすべきだと思います。
使えない制度をぶら下げられても、クリニックで困っているドクターには何のメリットも見いだせず、単なる意地の悪い見せ金制度にしか映らないのであれば、そう云った意味の無い制度そのものは無かった事にして欲しいと思う人達も少なからず居られると思われます。
もし、余り厳しいチェック無しで購入補助になる様な制度を使えるのであれば、現在患者減で困っているクリニックのドクター達に上記の様な自動清算機やウェブ問診の付加機導入を進めて、より良い患者さんとクリニックの関係性を構築出来る様になれば、コロナ騒動後の新たなクリニックの形も模索出来る様に感じます。
科目にもよるお話ではありますが、ウェブ問診等は今後大いに広がる可能性を秘めており、殆どの人達がスマホを持っている状況になれば、マストアイテムとしてクリニックに装備されるべき機器類になると思われます。
自動清算機もそうですが、現在殆ど全てのクリニックに装備されている電子カルテとの連動によって、受付時間や会計時間の短縮が図られる事になり、クリニック内におけるソーシャルディスタンスにもある程度の貢献をするであろう装備ですので、患者さん達からの受けも良くなりますでしょうし、本当に有能な人材以外は受付業務には不要と云った事にもなり、人件費の節約やその余剰人員を他のセクションへ廻す事によってのメリット等(例えば、ドクター専属の医療クラーク等に転換する)も出て来ると思われます。
その様な人材の有効活用もしながら、患者さんとの接点を切らさずに自院にとっての有益性を確保する方向に向けて、ご検討をされるドクターが増えて来て居る様に感じられる、今日この頃です。
posted by 医院開業物件パラダイス at 16:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月14日

ご開業の成否は、やはり物件選びが肝になります。

ご開業されるに当たって、その後のクリニックの成功度合いを図るには、やはり優良物件を選択されたか否かと云う点が非常に大きなファクターになっている事は、今迄のご開業支援の経験とその後のフォローアップでの運営収支の状況を見るにつけ、いつも感じる大事な部分であり、如何にその物件選びが重要な物なのかを日頃からの各クリニックの売り上げ状況から実感しております。
優良物件の基準は何なのでしょうか?  本当の意味でのそれらの基準をシッカリと把握しておきませんと、ご開業の後の毎日の診療の中で「こんな筈ではなかった」と云う様な感情が生まれない様に、事前の調査と検証・条件面も含めての下調べが本当に大切になって参ります。
単に周辺エリアに競合が少なかったと云うだけではその基準には当たりませんので、それ以外に周辺住民の年齢構成や流入・流出人口の把握、将来的なエリア展望(人口減少エリアか否か)、診療報酬が全国一律である以上は自身の科目における診療報酬全てを予測した上で、人件費・固定費等を網羅して尚余剰資金がシッカリと手元に残るだけのランニングコストの物件であるのか否かと云う点も、非常に大きなポイントになります。
見た目が素敵なお洒落な作りの新築物件で、メインの通りに面していて視認性も抜群、駅からも程近くて人の動線上で認知度も非常に良好と云った案件で、ご自身の標榜しようとする科目の競合も周辺には殆ど居ないと云う場合には、ほぼ合格と云う事で一も二も無くその物件で決定と云うご決断をされるドクターが殆どだと思われます。
また、そう云った非常に魅力的な案件であれば、ドクターの周辺に屯する医薬品・医療機器関係の卸会社様やそのご担当者様は、恐らく猛烈な勢いでその案件を推しまくってお薦めするだろうと思われますが、もし、その物件の坪単価が平均よりも高かったり敷金設定月数が結構負担になる位の多めの設定であったりした場合、そう云った事に目を瞑ってスルーされるケースが多い様に感じられます。
しかし、どんなに新築の物件であってもいづれは古くもなりますし、利便性が高いと思っていても何らかの拍子に物件周辺の人の流れが変化してしまい、より魅力的な案件へと人が流れて仕舞う様な状況に陥った時、そこに残るのは少なくない借入金の返済額と、収入に程近い位のランニングコストの増大によって、次第に疲弊して来るドクターご自身の姿が浮かび上がって来る事です。
ご開業の事については何も判らない状態で始められるドクターが殆どな訳ですから、先の様な状況になる可能性があったとしてもそれを見越しての決断は非常に難しいと思う訳ですが、それでも一番初めのアドバイスとしてご開業の準備段階でそう云った耳触りの悪いお話をキッパリとしてご理解頂く様に努める事も、開業支援会社の重要な仕事の範疇だと思っております。
実際に今迄の経験の中に於いても、ドクターが卸会社のご担当者様から新築の優良物件が出ましたと云うお話を聞き、実際にその物件の周辺を下見した限りにおいては、ご自身の中でも良い印象を持たれた様であり、その物件での開業準備を進めようと思い卸会社様のご担当者様にその物件での事業計画書を作成して見せる様にご依頼をしたのですが、そのご担当者様は懇意にしている別の会計事務所様に作成して貰った簡易な事業計画書を持って、これを見る限りにおいてはこの物件で十分にご成功されますと云うお話をされたそうです。
そこでそのドクターは、ご開業準備の初期段階から知り合いとして顔見知りであった弊社へそのお話をされた上で、弊社にも事業計画書の作成をする様に依頼してきたのですが、試しに既にドクターの手元にあった事業計画書を見させて頂くと、そこには支出と収入のバランス取りだけをした見た目だけ良い形での事業計画書がつくられており、実際にその条件でご開業されると良くて3年位で閉院まで追い込まれる恐れのある、非常に危うい粉飾計画書でありましたので、そのドクターには事情をお話してその気に入っておられた物件を諦めて頂き、新たに別の案件を探索の上で弊社の方でシッカリとした計算の上で、事業計画書を作成し融資に於いても何の問題も無く借り入れをし、ご開業の後も順調な右肩上がりの売上をご開業から丸2年経過した現在も更新し続けている状況であり、その収益は現時点でのコロナ騒動下に於いても変わる事無く順調に推移しております。
この事からも判る様に、物件探索はある部分の側面だけを見るのではなく、前も後ろも右も左も全方向からの俯瞰によって総合的に判断した上でお決めになられるのが、本当に良い物件選びをする為の大きなポイントであると思います。
是非、これからのご開業をご検討されておられるドクターの皆様は、物件本来のキャパシティーをシッカリと見極めて本当に優良だと思われる物件選びをして頂ければと思いますし、そのお手伝いをさせて頂く為に弊社は自信を持ってお手伝いをさせて頂ければと思っております。
posted by 医院開業物件パラダイス at 12:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする