2018年10月04日

ご開業物件の目安とは?

これからご開業のご検討をされるドクターにとっては、物件選びと云うものが非常に重要である事は云うまでもありませんが、ではどういった基準を基にしてその検討をすれば良いのかと云う部分に於いては、今迄ご自身の中で人から聞いたり本を読んだりセミナーで学んだ事等を総合的に判断してお決めになられているのだと思われます。
但し、そう云った全ての事に関しては良い部分や当たっている部分もある訳ですが、それと反比例した形で誤った伝わり方をする部分が有ったりする事についても知っておかれた方が宜しいかと存じます。
例えば診療圏調査の結果が非常に良好であったとしても、それは飽くまでも潜在的な数字のみであり、必ずしもその数字通りに患者さんが来院される保証は何処にも無い訳で、飽くまでもそれは目安と云う事しか言えません。
また、見た目が綺麗な新築物件であり人気のエリアの駅近物件ですと、殆どのドクターは魅力的に感じる訳なのですが、その賃料設定についてもそれなりに高く設定されているケースが殆どであり、当然その物件を建てたオーナー様にしてみれば建物を建てるに当たっての借金をドクターの開業資金の何倍もされており、幾らの儲けで何年で借金の返済が出来るかと云う部分を重要視しながら賃料設定をする訳ですので、高くなっても当たり前な訳なのです。
所が、保険診療と云うものは全国一律に設定されている訳ですから、どんなに田舎であってもどんな都心の一等地であってもその診療報酬額は変わりませんので、ランニングコストと云う部分での固定費は安く済ませるに越した事は無い訳で、高い賃料のテナントへ入ったからと云って必ずしも患者さんが溢れる位に来院されると云う事ではありませんから、ご開業前の夢を壊すようなことを言うつもりは毛頭ありませんが、開業支援をすると云う事で協力しますと云う会社様に乗せられて、シッカリとした事業計画に基づく試算でもないのに大丈夫ですとか問題無いと云った、無責任な事を云われてドクターがその気になる事自体が大変懸念される部分なのです。
こういったお話は、大手の卸会社様であったり大手薬局・ブランド医療機器会社様等と云った、社会的に見て問題なさそうな会社における支援を受ける場合に於いて、意外に当て嵌まってしまうケースが多かったり致しますので、ドクターはそのお話の本質をよく吟味された上でご支援を受ける様にされませんと、後々痛い目に合うのはご本人と云う事になったり致します。
ある大手卸会社様が、あるドクターに対して物件を探しているエリアに良い案件が無かった時に、大手の調剤薬局様主導の医療ビル案件のお話をご紹介して、更に大手会計事務所での作成による事業計画書を、ドクターがどんな医療をするのかとか、どういった患者さんをターゲットにしてご開業されるのかと云った基本的な事を全くヒアリングせずに見せ、その事業計画書上に於いては幾らの売上があれば十分に採算ベースに乗りますと云ったお話をされ、危うくドクターはそのお話に乗ってしまう所であった訳ですが、弊社の方でドクターにストップをかけてその数字の根拠が何処にあるのかを糾した時に、初めてそのドクターはそのお話に乗っては危ないと云う事に気づかれたようでした。
この医療業界にいますと、やはり大手の企業になれば成るほど売り上げ至上主義になっている訳であり、ドクター自身がこれまで育ってきた環境とは全く異なる世界な訳ですから、慎重に人を見分ける眼力を持ちませんとあっさり騙されかねない場面も出て参ります。
ドクターにとって新たにご開業をされると云う事は、そのドクターの人生における一大転換点な訳ですから、そのお手伝いをする会社様としては必ずそのドクターを良い方向へ導いてあげる事が使命な訳であり、そのドクターを不幸にする様な形でビジネスオンリーの考え方で近づいてカモにする様な事はして欲しくありませんし、弊社もそう云ったコンサルタント会社の一つとして、ブラックな会社に対しては非常に憤りを感じる次第ですし、ましてそう云った会社と同一視される事は大変不快感を覚えます。
玉石混交の開業支援が為される中で、真摯にドクターのご成功を願ってお手伝いをさせて頂く会社もある事をご認識頂いて、弊社についてもご用命を頂ければこれ以上の喜びはございませんし、必ずご開業についてのご成功をして頂く様にお手伝いをさせて頂きます。
まずは、ご開業物件の目安とご検討について、お気軽にご相談を頂ければと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 09:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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