2018年11月26日

物件選びの難しさ

前回のお話に出て来たドクターの為に、ある駅前物件のご紹介をさせて頂いた訳なのですが、やはり競合が少ないとはいえそこは駅前ですので立地的な有利・不利と云った事もあって、実際に現場へ行った上での実況見分をしない事にはハッキリとした結論も出せませんし、また、その見るべき時間帯や曜日等によっても人の動きや活気と云うものが異なって感じられるものですので、この辺りの見極めが難しいと常に思う訳です。
しかし、そうは言っても始めに良さそうなお話を聞いたドクターにしてみれば、早く現地で良さそうな案件を見定めてみた上で、本当に気に入れば早急に手を打ちたいと思うのは当たり前の感情ですので、この逸る気持ちを「落ち着きなさい」と云って静まる様に云うのも変なお話なのですが、物件と云うものはジックリと時間を掛けて検討した上で、本当に良いかダメなのかを見極める所が肝になりますので、この部分についてを物件の情報提供者様や薬局様の主導でお話のレールを敷かれてしまうと、ドクターにとっては余りメリットの無い、それ程美味しいお話では無くなってしまう事になる訳ですので、ドクターのサポートを旨とする弊社にとってはこの場面についてシッカリとした目線で判断を要求される事になる訳ですから、非常に重要なパートであると云う事が出来ます。
しかし、一旦これと思っていた物件がダメとなると、ドクターと云えども人の子ですから急にテンションが下がってしまい、他の物件をぶら下げてみせるコンサル会社の方へ目移りしてしまう結果になり兼ねず、この辺りについてのドクターからの信用度が始めから低い様だと、全く後のフォローが出来ない形になり兼ねないと云った状況にもなって参ります。
そう云う意味に於いては、ファーストインプレッションは非常に大切であり、単にドクターが喜びそうな物件を見せると云う事では無く、そのドクターのコンセプトに合った物件のご紹介が出来なければ、物件を出す意味も無くなってしまいますし、単なる時間の無駄と云う事にもなり兼ねません。
こう云う事が、物件選びの難しさと云う事になる訳であり、前回他のドクターの開業支援の際にも同じ様に、狭いエリアに固執していたドクターの為に、物件情報が無いのにも拘らず何とかそのエリアで物件を探索し、ついにそのエリアに最も近い駅と反対側で物件をゲットしたと云うケースもありましたが、ドクターによってはこのエリアと云う限定された場所での物件探しと云うのも意外に難しい訳ですが、逆に流行る所であれば都内のどこでもOKと云ったお話をされるのも、実際には雲を掴む様なお話になってしまい物件探索と云う部分では、非常に難しいお話になって来るのです。
後は、そのドクターがどんな診療をどの様にしてやっていきたいのかと云う部分が重要な訳であり、単にお金を稼ぎたいと云った事になると単なる科目の優劣や乏しいエリアでの開業と云ったお話にはならず、何をしたいのかが明確でないと物件を探すに当たっても非常に難しい検討になって参りますから、本当はそのドクターが最も得意な分野が何であり、それをどの様にして行きたいのかと云う部分がハッキリしていると、それに対応した物件を探索出来ますので、物件探しについてもそれ程難しいお話にはならないと思う訳なのですが、この部分についてが診療と云う部分に重心があるのか、或いは儲けと云う部分に重心があるのかによって、物件探しについては大きな違いが出て来るように感じられますので、中々簡単なようでいて難しいように思われます。
ですので、これからご開業をご検討されるドクターの方々は、まず先にご開業された後にどういった診療をどの様にして行きたいのかと云う部分を大切にして物件選びをされる事をお勧め致しますが、その結果として儲かるのか否かと云う問題になる訳であり、始めに儲かると云う部分を先に立てる事は、何をすれば儲かるのかと云うお話になってしまいますので、それでは何が出来るのですかと云う事にも繋がってしまい、診療に関してのプライオリティが低い形になってしまいますと、患者さん達に気付かれてしまって失敗しかねない状況になる可能性も出て参りますから、非常に注意が必要になって参ります。
ですので、まずご開業されると云う折にはご自身がどういった診療をどの様にして行きたいのか?と云う部分を先に掲げて頂き、その上でどうしたら儲かるのか?と云う事を検討されるのが正しい筋の様に感じますが、皆様は如何でしょうか? 
posted by 医院開業物件パラダイス at 00:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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