2019年04月21日

ご開業のご検討は、いつ頃からするのがベターか?

ご開業をご検討されるに当たって、ドクターの皆様は其々のご事情もあり、30代から60代まで幅広い年齢層の中で行われておりますが、実際にご開業される場合に於いて、最も安心且つ効率的なご開業の時期と云う物が実際にはある程度ハッキリと有る様に感じております。
この事は、飽くまでも弊社の経験からの個人的な見解ですので、必ずそうであると云う事は一切申し上げませんけれども、少なくとも塾年齢に達した時点でのご開業よりも若い世代の内にご開業されたドクターの方が、色々な面でご開業の成功確率が高く感じられました。
弊社の経験の中で最も若くご開業されたドクターは32歳でしたが、どうしてそんなに若い年齢でご開業されるのですか?とお伺いして見た所、元々ドクターを目指したのも早く開業したかったからと云う事であり、若い年齢のドクターに特有な若さ故のパッションも大盛でしたし、兎に角未来への野望も大きく、現況に留まっていると云った感じでは無く、常に先を見ていて向上心が旺盛なドクターが多かった様に記憶しております。
更には30代前半のドクターの場合には、結婚をしていてもまだ子供が非常に小さいか居ないと云った状況のドクターが多く、お子様の環境条件に左右される事無く開業エリアや物件の検討を出来る点が、熟年世代のドクターに比べると非常に有利に働いていると云う事が出来るのです。
また、金融機関の融資を受ける際に於いても、様々なローン設定等も余りされていなかったり、意外に持っているキャッシュが多かったりして、実際に融資を受ける際には、金融機関側から歓迎されるケースが多いのも特徴の一つだと思われます。
他にも、医局の中で同じ様な環境での実務だけをして来ていると、ある一定の病状や診療体制の中での完結と云う形になって仕舞うマンネリ化等も無く、自身でご開業されれば必ず直面するであろう、他流試合の様な毎日患者さんと云う対戦相手の変わる環境の方が刺激があって楽しいと云うドクターも居られましたし、仕事の内容の多様化と経営的なセンスを身に着ける事が可能になると云う部分で、若くして独立したいと云うドクターにも多く会って参りました。
また、誰しも初めての経験でのご開業と云う部分に於いては、少なからず不安感や心配と云う物が付いて回る訳ですが、若い世代の場合には意外にそれらの不安を払拭する要素も大きく、ダメならまた勤務医をすれば大丈夫と云った様な、切り札的な?感情も持っておられる方もいらっしゃいました。
後は、若さ故の頭の柔軟さと云うか物の考え方が柔らかいので、余り細かい事まで考え詰めずに実行していくバイタリティが、傍目で見ていても良く判りグイグイと頭角を現す感じを実感させられました。
しかし、そうやって様々な人達やドクター達と交わって行く中で、若くしてご開業されたドクターも世間の波に揉まれて徐々に尖った部分が削られて人間味の深い人物になって行く様に感じておりますが、この事はやはり医局の中にいて世の中の流れに合っていないドクターには見られない感じであり、人としての成長をするにはやはりご開業される事は大切な事だと云えるのではないでしょうか。
また、勉強しないドクターは開業をしてもしなくても一緒であろうと思われる節がありますが、ご開業したからこそ一生懸命に勉強しておられるドクターの姿を普段の姿の中から見る事が出来ますが、これは弊社がご開業の後もフリーでサポートをしているから判る事であり、ご開業された時点で離れてしまう業者様には判らない事かも知れません。
あとは、定年後のご開業と云う形のドクターの場合には後が無いと云う状況が有る為に、資金運用に非常にシビアになって仕舞って結局の所、タダでお手伝いをしますと云った業者様に乗せられて上前を撥ねられている状況が殆どの様ですから、そこまで追い込まれて開業するのは余り得策ではない様に感じておりますし、融資を受ける際にも年齢制限や金額制限もあり、更に金融機関そのものがそれ程喜んで融資を受けてくれないと云う事実を実際に見聞してもおります。
この様にして、様々な要因を加味してご開業の時期を考えてみますと、ご本人による希望が最も重要ではありますけれども、やはりご開業される時期としては、お子様が小さくて学校等への影響を考えずに済む事、様々な患者さんへの対応をしてみたいと云う診療方針を持っている事、資金的に無理なく借り入れが出来る環境にある事やある程度の開業資金準備金を持っている事、将来的に地域医療への貢献を考えていたり分院展開等も視野に入れている事等が無理なく実行できる年齢であるとご自身で考えられる時が、その最も有力なご開業時期であると云えるのではないでしょうか?
事実、若い年齢時にご開業されておられるドクターで失敗したと云う事例は弊社に於いては皆無ですが、勿論、30代でのご開業でなければならないと云う事ではございませんし、40代、50代、60代でのご開業されるドクターについても全てお手伝いをさせて来て頂いておりますし、其々のドクターの志次第では無かろうかと考えている次第ですが、若い時のご開業の方がリスクが低いと云う事は厳然たる事実としてあると云う事も言えますので、これらを総合的にお考えになられた上で、ドクターご自身の人生設計と共にご開業のご検討をされる事をお勧め致します。

posted by 医院開業物件パラダイス at 18:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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