2020年11月20日

クリニック用物件の選び方と基準

医科にしろ歯科にしろ、ご開業時に最も気を配る物の一つとして開業用の物件を挙げる事が出来るかと思いますが、その選び方と基準については人其々であり、或る人はこの物件が大変良いと思うものであっても、別の人が見た時に大した魅力の感じられない物件だ、と云う見方をされる事もございます。
この違いは人其々の基準と、選び方(考え方)によるものが大きく作用する訳であり、どのアングルから見て良いと思うか?によって、様々な感想が出てきてしまう事は致し方の無い事であり、その自分と異なる意見を聞いてしまった為にその物件自体を直ぐに諦める、若しくは精彩を欠く物件に見えてしまうと云った事が起こり得るのですが、これはそのドクターご自身の中に確たるポリシーや診療方針についての考え方が強く固まっていない事による様に感じられます。
其々のドクターの独自の見方(アングル)が有って然るべきだと思っておりますが、先輩や友人からのアドバイスのみを信じてしまい、ご自身の基本的な考え方を土台にして考えておきませんと、上記の様な他人の意見に左右され易くなる傾向がある様に感じられます。
ですので物件の選び方としては、まず最初にご自身がどう云った診療方針を取って行きたいのか?と云う部分が根幹にあり、次にその為にはどういったエリアや環境の物件が望ましいのか?と云う部分が積み重なり、次に人の動き(所謂、人の動線)に沿った所にある物件であるのか否かと云う部分が来て、最後にその物件の条件面が妥当であるのか否かの判断をした上で、将来的な部分も勘案しながら総合的に見て良いのか悪いのかを見極めて、物件選びをされる事が最も確実な方法であろうと思われます。
本当に条件的にも地理的にも人の流れについても、全て申し分のない物件であればご開業されてすぐに営業成績も右肩上がりに上昇する訳ですし、初年度からの立ち上がりの素晴らしい物件であったと云う事が出来ると思います。
もし、この事をご開業の後に実感してみたいと思われるのであれば、是非、実際にお決めになられた物件と同時に見送られた物件を其々改めて実際にご覧になられますと、見送った物件を見た際にここを選ばなくて良かったと云う実感を得る事が出来るかと存じます。
そういった物件の対比と云うものは、実際にそういった仕事を積み重ねてある程度の肌感覚が備わってこないと分からなかったりするものでもあり、そういった点については具体的にどうこう言えと云われても答えられない部分もあったりするものです。
ただ、今迄ご開業についての何かしらのお手伝いをさせて頂いて来たドクターの物件選びに関して、弊社の関与した物件においてはその全ての物件がご盛業されており、一応の成功基準としての医療法人化についても早いドクターでご開業から1年半位に、遅くとも3年以内にはされておられますので、そういった意味合いにおいては弊社の関与による物件選びの失敗と云うものは一切無かったと云う事を言えるのかとも思っております。
誰しも初めてのご開業と云う部分においては大変ナーバスにもなりますし、失敗したくないと云う想いが強すぎるのも如何なものかとも思われます(精神的にゆとりが無くなってしまいますので)が、適度な緊張感を保ちつつ着実にご開業の準備をされていけば、必ず上手く行く形に持って行くだけの自信もありますし、そのお手伝い(開業支援)が出来てこそこの支援業務についての報酬を頂く価値があるのだと思っております。
但し、これらについてのアドバイスを全く無視した上で、こちらのご説明についての検証をその都度する事に重きを置かれたり致しますと、いつまでたってもお互いの信頼関係を構築する事が出来ない状態にもなり兼ねませんので、その辺りについては兎に角お話を通しで聞いて頂いた上で、ご質問等を賜れればとも思う次第です。
弊社の様な業者もドクターの皆様も、お互いに人と人の結びつきですので、その点を踏まえてのお付き合いをさせて頂ければ、本当の意味におけるドクター目線でのご開業のお手伝いが出来るものと考えております。
posted by 医院開業物件パラダイス at 18:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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