2020年08月11日

クリニック経営の今後は?

今年についてはコロナ騒動のお蔭で、どのクリニックに於いてもその殆どで営業成績の減少傾向がみられております。
特に3月期から5月期に多くのクリニックが打撃を受けている事が、現時点での検証によって明らかになっておりますが、その後についても依然として前年対比での売上増加傾向は見る事が難しい状況であり、患者さんが戻って来始めているとは言え、まだまだ予断を許さない状況が続いているのが現状かと思われます。
特に小児科・耳鼻咽喉科等に付いては、内科・皮膚科等に比べると回復の兆しが遅く、今後についての一工夫を検討して行かないと、流れ任せだけでは厳しい状況にもなりそうです。
そう云う意味に於いては、逆に一般内科系患者さんをシャットアウトして専門外来のみに徹した診療を行った糖尿病内科等では、コロナ関連での落ち込み等は関係なく一定水準での売り上げの伸びが見られているのは注目すべき点だとも思われます。
現状の様子を考えてみると、今後については其々の科目の専門性を高める方策を検討すると共に、コロナ関連での患者の取り扱いについて差別化を図る等、クリニック内部の構造的な部分での検討をする事も必要になって来るかも知れません。
狭い空間しか持たないクリニックに於いては、共用での利用度が難しい隔離室の増設等は厳しいと思われますが、小児科クリニックで良くある授乳室やその関連エリアの使用変更を検討したり、耳鼻咽喉科で良くある中待合室の使用変更の検討等、必要に迫られればまだ検討の余地のあるスペースを有効活用する方法等を考えられなくも有りません。
その様にして今後収束に向かって行って欲しいコロナ騒動ではありますが、それが収まるまで何もしないのではなく、その事態展開を見据えながら自院での対処方法を検討する事も、非常に今後の対策として重要なポイントになる様に感じております。
今年も既に年の半分以上も過ぎ去ってしまい残り4か月半しかない状況ですが、その中で今後をどの様に盛り返していくかを現段階で再考しておく事は大切な事だと思います。
一般的な患者さんの流れとしては、徐々にではあっても盛り返して来ているとは思われますが、単に流れに任せているのみでは無く今後変化していくであろう診療体制の中での細かな部分を見直して、今後に繋がる先行投資を少しでもゆとりのある時点で先手を打つと云う気持ちで考えておられる事が、最終的に良い結果を生み出す事のように思われます。
前にも少し述べさせて頂いた様な、受付での自動清算機の導入・予約システムとの連動での問診アプリ導入・電子カルテシステムの運用見直し等、少しお金も掛かりますが現時点に於いてはそれらの導入について補助金の活用が見込める点等を考慮して、何を導入するのが最も今後の展開に必要とされるのかを検討しながら、改めて見直す事も必要かと思われます。
弊社に於いても、上記の機器類については医療用の機械ではありませんので、特に医療機器卸会社様への委託をしなくても直接お話をして頂く様なご手配も可能ですので、もしそう云った件でのご相談があればお気軽に弊社宛にご連絡を賜れればと存じます。
メーカー直でのお話が最も安く導入可能になりますし、それでも資金的に難しい場合にはリースを組む方法等もございます。
今後に備えての新たなご準備を、ここで改めてご検討される事をお勧め致します。
posted by 医院開業物件パラダイス at 10:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月06日

ご開業物件についての考え方

ご開業物件に対する考え方と云う面に於いて、10年(一昔)前には余り考えもしなかった位に様々な形での物件の形態が、最近に於いては出て来ております。
中でも、以前の場合には医療モールとしての形態がほぼその全てを占める形で出されておりましたが、次第にその枠の他の部分として戸建診療所と云うカテゴリーでの建て貸し方式の物件も増えて来て、選択肢が広がって来る形で物件の幅が広がって行ったと云う経緯がございます。
しかし、そう云った中に於ける最近での動きとして、今迄医療ビル等の駅近物件に付帯する好条件の一つとして、近隣に多くの人達が集まり易いマグネット案件と呼ばれる物がある事がその医療ビルや、建て貸し方式の戸建診療所にとっての売りともなっていた訳ですが、つい最近でのこの数年に於いては、そのマグネット案件と呼ばれる建物自体に医療用のテナント物件を付帯させる動きが活発になって来ており、大勢の動きとして見た時には既に医療モール形態そのものが若干古い形態になりつつあり、今迄の経緯からもその利点以外のデメリット等も散見される様になって来たと云う点が、以前とは若干異なる見方となって来て居る様に感じられます。
医療モールとしての存在感は、全てのテナントが埋まっている状態においては、非常に患者さん側から見た時に頼もしくも見える環境になる訳ですが、仮に5つのテナント募集の物件に3つのテナントのみしか入居が無かった場合だと、残りの部分にはいつになったらクリニックが来てくれるのかな?と云った素朴な疑問が患者さん側に湧いて来るものですので、そう云った部分での人気度の減退と云ったデメリットも生まれる可能性があったり致します。
また、盛業中のみのクリニックの集合体として医療モールが機能している場合は何も問題無いと云えるのですが、一旦どこかのクリニックが閉院してしまったり評判を下げたりすると、どうしてもそれらに足を引っ張られて患者さん達が他へ流れて仕舞う可能性も否めなくなってしまいます。
また、医療モールに於いては其々のクリニックの院長先生やそのスタッフ間に於いて、通年の中での懇親会的な催し事をしたりするのが一般的ですが、中にはそう云った事を嫌う先生も居たりしますので、その場合には医療モールとしての足並みを揃えると云う部分で、意外に難しかったりするケースもあったり致します。
その様なデメリットを含めて、立地条件や診療圏の数値の良し悪しの部分、アクセスの良さや周辺環境の良さ等を加味しながら、物件の選定と検討をして行く形になる訳なのですが、これらの物件の場合その殆どに於いてクリニックの募集母体が調剤薬局であったり致しますので、ある科目のドクターが単科で応募して入居申し込みをしても、薬局側ではそれだけですと処方箋料の徴収金額が不足してしまい経営的に難しくなってしまう為に、複数科目のドクターが集まるまではそのクリニックモールの竣工時期を先延ばしにしたりするケースもございます。
そう云った調剤薬局側の都合によって、ドクターが検討の末にここでのご開業を望んでいる物件であったとしても、複数科目のドクターが集まらなかったと云う理由によって、その物件その物が流されてしまって無かった事にされたりするケースも今迄にはございました。
そう云った意味合いに於いて、最近増えて来た医療用物件として注目したい物に「ドラッグストア案件」と云うものが出て来ております。
これは、「ドラッグストア」自体が既にマグネット案件であり、そう云ったマグネット案件を周辺で探す必要も無く、更にはその殆どに於いて患者さん達も利用するであろう駐車場スペースの確保も始めから為されている点等が非常に有利に働くと云う点と、医療モール形式だけでは無く建て貸し方式での戸建診療所としてオンリーワンとして開院出来る場所も多く存在している点が、非常に新規開業されるドクターにとっては安心感を生む結果にも繋がっている様に感じられます。
但し、こういった「ドラッグストア」内での医療用テナントの場合には、多くのドクターが望む形での駅前クリニックと云うスタンスは難しく、その多くは郊外型や住宅街の中などでのご開業と云う形式になって参りますので、それらを嫌う様であればこう云った形式の物件は検討するには当たらないと思われますが、やはりご開業されると云う部分に於いて経営的な観点から見てみると、今迄の駅前物件でのご開業と云う形態よりも、郊外型や住宅街の中でのマグネット案件併設型でのご開業の方が、多くのメリットを生かしながら診療圏的に見ても有利な場合が多いのも事実です。
そうった点を含めて、以前よりも物件の選択肢が大きく広がったと云える訳ですが、それをご検討されるドクターの皆様が今迄通りに先輩や先にご開業されたドクターからのご意見のみを参考にされて物件のご検討をされている場合には、中々そちらへ目を向ける意識も高まりませんし、ご開業されてからの経営的な部分を良くご検討されながら、本当にご自分に合った物件選びと将来を見越した経営的な観点からの成功率を比較検討しながら、様々な物件の中からのチョイスをされる事が最終的にご自身のご希望に沿えるのでは?とも云えるかと存じます。
様々な物件についてのご相談も、弊社に於いては各種公開・非公開案件を揃えておりますので、是非、ご相談を賜れれば幸いに存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 12:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月30日

コロナ騒動の先を見据えて

今年はコロナ騒動のお蔭で世の中の経済活動も大きく制限されてしまい、春先にご開業された先生方も大変なご苦労をされていらっしゃられる事とお察し申し上げます。
また、既にご開業されていて順調な経営を為さっておられた先生方についても、今回の騒ぎに於いて皆さん殆どの方々が大きなダメージを受けていらっしゃられております。
斯く云う私自身も、売上げ的に大きなダメージを負ってしまっている一人ではありますが、どの先生方もお話をお伺いする限りにおいては徐々に業績の回復基調にはなって来ておられる様であり、大方の感覚としては前年同月比で約2割減位で留められそうな感じの様です。
この様に医療機関に於いては、余程の事が無い限りは患者さん達も徐々にではあっても戻って来て下さる感じであり、その事が地域医療への貢献をしていた証ともなっている様に感じます。
現時点に於いて勤務医として頑張っておられるドクターの皆様にとっては、ご自身の将来設計と云う面に於いての独立(ご開業)に関して様子見と云ったスタンスの方が多いのかも知れませんが、やはりご自身の事になりますので世の中の動きをシッカリと把握された上で、早め早めにご決断をされながら将来の為のご準備をされる事をお勧め致します。
ご開業されて10年以上経験を積まれているドクターとのお話をしていても、結局の所はどのドクターであっても自分自身の気持ちの持ち様と、先を見据える計画性が最も大切な部分であり、今回の様な騒動に於いても今後何が必要になって来るのかと云った事を、ジックリと検討しながら見据えているドクターは既に今後マストになって来るであろう医療関係の周辺機器類について、段階的に調べ始めながらそれらを取り入れる検討をしていたりしておりました。
この様にご開業されるドクターの立場と云うものは、何をするにしても自分自身で考え行動に移しつつ経験と検証をしているものだと云う事を、今回のコロナ騒動に於いて改めて実感させられる事の多い時期であったと思います。
そう云った意味に於いては、これからご開業のご検討をされて居られるドクターの皆様は、余りに臆病になる事無く前を見据えながら着実に未来を切り開く意気込みを持ちつつ、ご開業のご準備を進められるのが宜しい様に感じます。
新たにご開業されるとなれば、そのエリアに競合がいる居ないでは大きな差が生じますし、出来るだけ早めにご開業を検討するエリアに根を張って行く事を考えておきませんと、どう云ったライバルに先を越されるかも知れませんし、そう云った事で不安になる事自体がご開業にとってはマイナスな事象になりますので、余計な心配をするよりも先を見据えて戦略的なご開業のご検討をされる事をお勧め致します。
現在コロナ騒動に関しては恐らく第2派の襲来が来ているとも思えますが、今年一杯を乗り切れば恐らく来年位からは新たな動きと共に、世の中全体の経済関係を含めて復興して来るのでは?と云う感じもしておりますので、今の内にご開業についてのご検討をされておかれる事が、これからご開業のご検討をしようと思っておられるドクターにとっては良い時期と云えるのかも知れません。
弊社に於いても、一旦はご開業のご検討をされて居られたドクターも今回の騒動に絡んで、一旦ご開業のご検討を白紙に戻られた方もいらっしゃいましたが、やはり今後ご開業をされると云う方向性でご検討されておられるのであれば、今年の9月位からは徐々に動かれた方が宜しい様に感じております。
新規開業物件についても徐々に新たに出始めて来ておりますし、例年よりもご開業に対しての怖さが勝っているのか名乗りを挙げるドクターの数もそれ程多くはありませんので、逆に現時点位からご検討をされるのは時期的にも宜しいのかも知れません。
もしもご開業のご検討をされて居られるドクターの方々で、エリアを含めた方向性等に付いて誰かに相談をしたいと思っておられるのであれば、是非一度、弊社の方へお気軽にご相談を賜れればと存じます。
今年はセミナー開催も難しい状況ですので、新たな情報やノウハウについての蓄積も不特定多数へは発信致しませんので、どんな事でもご相談を頂ければ何らかのお役には立てるのでは?とも思っておりますので、宜しくお願い申し上げます。 
posted by 医院開業物件パラダイス at 22:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする