2018年12月17日

先日の会食の席で・・・

早いもので、今年もあと約2週間でお仕舞いと云う時期になって参りましたが、先週ある大手調剤薬局様からのお声掛けを頂いて、恒例になっている会食のお誘いを受けました。
その時のお話の中で、様々な物件のご紹介等も詳しくご説明頂きながらお話頂いた訳なのですが、本当にこうして教えて頂くと物件については良く見てよく奥深い部分まで検討してみない事には見過ごしてしまい兼ねない案件もあるものだと気付かされました。
お世辞で言っている訳では無く、本当に何故こんな案件にドクターが興味を持たないのかと云う事についての疑問が湧く位、よく見ると良い案件がほったらかしにされていると云うものがあったり致します。
弊社を含めて他の開業コンサル会社様に於いても、殆どの会社様に於いてはお手伝いをさせて頂くドクターには出来れば流行って頂きたいと云う想いを持ちながら開業支援をされておられる事かと存じますが、中にはそう云った事よりも自社の売り上げを第一に考えて、自社についての条件面の良い物件だけをチョイスする会社様も有ろうかと思うのですが、開業をご検討されているドクターの皆様にはそう云った考え方をする開業支援会社には、くれぐれも引っ掛からない様にして欲しいと思っております。
ですから、開業物件を様々な情報ツールを使って調べる際には、あれもこれもと云うスタンスでは無く、一つ二つの物件をジックリと精査しながらその物件紹介をしてくれた会社に対して、どの部分が良いのかと云う疑問に対してのしっくりと来る答えをしてくれるのか否かと云う部分を良く見極めると同時に、ご自身でその答えに対して共感できるのか否かをご自身の中で反芻された上で、素直に良いと云う答えを導き出せるのであれば、その直感に従って物件の検討を先に進めるやり方が、最終的に最も合理的な方法であり且つ後悔しない検討の仕方では無いかと存じます。
私自身は、大手の会社様が良いとか中堅会社様が持つ案件が良いとか云った偏りは全くありませんが、皆さん其々の会社様の中において店舗開発部隊の考え方の中で、この物件であれば医療モールとしてはやるだろうと云う気持ちを持って物件開発をされている訳ですので、何処の物件が良いとか悪いと云う事は無いと思いますし、其々に良い点とそうで無い部分が混在するのは致し方の無い事であり、その中でドクター自身がどの部分に共感するかによって、その物件が良くも悪くも評価が分かれる事になる訳であり、飽くまでもドクター個人其々の考え方や診療スタイルの違いによって物件の良し悪しも決まると思っておりますから、仮にある医療モールの中で一つだけ空いているテナント物件があったとして、そこがいつまでも埋まらないのは余り良い案件では無いからと云う風に決めつける事は、至って理不尽な偏見であろうと云う風に考えます。
何故ならば、既にその物件に於いて他の科目のドクターがシッカリと事業をされている訳であり、潰れているのでも何でもありませんから全くダメな物件である訳が無いのです。
これからご開業を検討されているドクターの殆どの方々は、今迄の給与所得者から抜け出して個人事業主への道を歩み事になる訳ですから、あらゆる面で心配されるのは当然の姿でありますが、だからと云って空き物件が埋まらないと云う事に対しての偏見や怖れと云う形での物件スルーをしてしまうと云うのは、余りに物件の検討をする上に於いては稚拙な手段だと思います。
何故、そこのテナントが埋まらないのか?と云う事を突き詰めた上で検討をすべきであり、その答えを明確に理解した上で検討のまな板から外せばよい訳であり、大した理由も無く安易な気持ちで空き物件を除外すると云う考え方を改めた方が、今後についての物件不足と優良案件の減少化に対する手段として有効に働く様になると思われますので、是非、空き物件だからと云う事だけでスルーすると云う考え方を捨てて、どの物件についても同じ土俵で検討する事が、ドクターご自身の為には最も良い選択肢を増やす事に繋がると云えるのではないでしょうか?
これが先日の会食の中で私自身が気付かされた、物件の検討材料としての重要なファクターであると云う事ですので、皆さんも是非そうした目線での検討をされてみる事が重要なのではないでしょうか?

posted by 医院開業物件パラダイス at 00:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月11日

ご開業する目的を明確に。

ご開業をすると云う事は、そのドクターの人生の中でも非常に重要なターニングポイントになる訳なのですが、良くお話をお伺いしてみるとドクターの中にはご開業される目的が余りハッキリとしておらず、ご開業された後に何をしたいのかがハッキリしないドクターもいらっしゃいます。
しかし、これではご開業をして見た所で行き当たりばったりの姿勢になり兼ねず、非常に危うい感じが致しますので、こういったドクターに対してはご開業をされた後に何をメインでやりたいのか?どんな診療をして行きたいのか?と云う部分を、まず先に固めて頂く作業からスタートする事になりますが、意外にこの辺りの事を深く考えずに勢いで始めようとするドクターが居られる事には、若干の驚きがございました。
それと、専門の分野を持たないドクターの場合は、メインに据える科目を一応内科とする事になる訳ですが、この場合に於いても呼吸器・循環器・消化器と云う形で全ての内科を標榜されるケースがある訳ですが、患者さん側から見るとこの先生はご専門は何なのかナ?と考えてしまう事もある様であり、たまにそのドクターに向かって「先生の本当のご専門って何なのですか?」と云う事を聞いて来る患者さんも居られる様ですので、一昔前と比べると、患者さんも随分ずけずけとモノを云う様になったものだと思ったりも致します。
しかし、本当に医局等の指示によらずに、ご自身の意志によって複数のクリニック等への勤務をされておられる先生は、往々にして得意分野の科目についても複数科目とも得意となっているケースもあり、そう云った場合に於いてはどの科目をメインにして診療をしようか?と云う部分に於いては一番儲けの出そうな科目にしようと云う事になる場合もあり、そう云ったケースの時に何をメインとしてご開業するのか?と云う部分に於いて、不明瞭になり兼ねないケースが出て参ります。
やはり、主となる科目が決まっていないと、その科目に合わせた内装を考えなければなりませんし、メインの科目に合わせた内装と共に、付随する科目についても考慮しながら内装計画準備を進める形になりますので、本当にご開業された後に何をどの様に遣って行きたいのかと云う部分を明確にしておきませんと、ご開業の後にブレが生じて来てハッキリとしない診療スタイルになり兼ねません。
売上高等を目標にする事は、若いドクターにとっては大変やりがいのある目標になると思うのですが、もう一度よく考えて頂き何がそのエリアに求められている医療なのかと云う部分から入って行って、そのエリアにおける不足している科目内容についてを充分に満たしてあげる形にすれば、売上高についても自ずと着いて来る事になる訳であり、考え方自体を売上高に着目するのではなく、医療の必要性と云う部分から考えて行けば、結果として売上高も引き上げられると云う理屈になりますので、医師として是非後者の考え方でのご開業をされる事をお勧め致します。
但し、言葉で言い表すには簡単であっても、実際に売上げを高くする事の難しさと云うものは、やってみた人でなければ決して判りませんし、ご開業される前のフワッとしたお考えの中でのお話を、もう少し地に足を付けて考えておきませんと、非常に具合の悪い結果を招きかねない事になりますので、充分なご注意が必要かと存じます。
いづれに致しましても、ご開業されるに当たっての基本的な注意点としては、まずご自身がどの様な診療をして行きたいのかと云う部分と、何をメインとしてやって行くのかと云う点を明確にしておいて、その事に対しての求められるエリアを探す事が、最もご成功されると云う事に対しての近道になろうかと存じます。
医療と云うものは、求められてこその事業ですので、そのエリアに於いて十分に満たされている科目なのであれば、その場所でのご開業は避けるべきであり、そこがどれほどご自身のご都合に合う場所だったとしても、そこでのご開業と云うものは避けるべき場所であると云う事が出来る訳であり、その辺りを冷静にご検討出来る方が、ご成功される事になる訳なのです。
posted by 医院開業物件パラダイス at 17:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

ご開業物件の見極め

誰でもご開業に先立っての物件選びと云うものは、慎重に選別して比較検討をしてみて実際に現地に足を運び、周辺状況の確認や現地の雰囲気等を肌で感じてみながら検討を進めると云うのが一般的であろうと思われます。
実際に殆どの開業希望ドクターに於いては、物件情報を得た後にはそう云った動きをされる方が非常に多く、それだけ真剣さと云うものが伝わって参りますので、とても良い事だと感じております。
但し、人にもよりますがその物件を見に行くと云っても1〜2回程しか見に行かずに、その物件の良し悪しを決めてしまうドクターが居られますが、もう少し時間帯をずらしてみたり曜日を変えてみて様子を見られる事をお勧め致します。
同じ物件であっても曜日や時間帯によって、その雰囲気は大いに変化致しますし、周辺への人の出具合に関しても全く異なる事も多くありますので、一度だけの下見によって周辺状況を把握したと云う思い込みは、物件に対する偏見にもなり兼ねず若干の危険性もはらんで参ります。
それと、いくつもの物件情報を入手して其々の物件へ同じ様に単発で下見に行き、その時の印象だけで物件の良し悪しを決めてしまう事も、やはり物件に対する見方としては物足りない見方だと思います。
先に述べた様に、物件状況と云うものは時間や日によって随分と変化するものであり、その事を理解した上で複数回の下見と云うものはやっておくべきだと思うのですが、始めから余り気乗りのしない物件であればスルーしてしまって、本当にご自身の中で検討したいと思う物件だけを絞り込んで、ジックリと調査する事をお勧め致します。
勿論、周辺状況だけでは無く、物件の条件面等についても坪単価や共益費、契約年数や敷金保証金の月数、看板等を出す場所等の有無、敷金の償却条件の確認、ランドマークとなるマグネット物件の有無等もあればそれに越した事はありませんので、それらも含めて検討した上で良く見ておく必要がある訳ですが、これらをする際には必ず事前に物件への「仮申込書」の提出をすべきであり、これの提出された順番によって入居順位が確定してしまいますので、もし借りにご自身よりも先にそれを出されていた場合には、先にそれを出したドクターがその物件を諦めない限りは、その物件へ入るお話は難しくなってしまいますし、どれだけ検討してもダメと云う事にもなり兼ねませんので、よく気を付ける必要がございます。
後は、診療圏調査の問題もある訳なのですが、これは一般的にどこの物であっても平均的な数値であり絶対的な数値ではありませんので、この数字に踊らされる事無くご自身の診療スタイルや方針と云うものを信じて、着実に診療所の運営と診察をして行けば大抵の場合に於いては、これらの数字を上回る患者数の獲得が出来ていたりしております。
始めてご開業される訳ですから、慎重になるのも結構ですしそれが当たり前の心境だと思いますが、何処かで踏ん切りをつけて前へ進まない限りは何も起こりませんし、チャンスを逃して仕舞う事にも繋がりますので、是非、恐れる事無く冷静な検討を加えながら着実にご開業へ向けての一歩を踏み出して頂ければ、結果は必ずついて参ります。
今迄にも、一線を越える事を恐れて中々次のステップへ踏み出せないドクターにもお逢いして参りましたが、そこは勇気をもって自信を持って一歩を踏み出す力を出して頂く以外には何の状況の変化もありませんし、皆さん全てのご開業ドクターがご経験されて来た事であり、ご自身だけが特別に怖い思いをしている訳でもありませんので、そこは度胸を据えて冷静に次のステップへ進まれればよろしいかと存じます。
本当は、そう云ったドクターの背中を押して下さるお身内の方等が居られれば宜しいのですが、そう云う方が必ずしもいる訳でもありませんし、やはりご開業しようと思う以上はドクター自身の胆力を試されると思って頑張るしかありません。
そう云った事を含めてご開業物件の見極めをシッカリとして行けば、必ずご成功には近づいてゆきますので、最初が肝心と良く云いますけれども、物件のご検討とご自身の診療スタイルをどうするのかと云った事をハッキリとさせていけば、それ程ご開業と云う事に対してご心配される事も無くなるかと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 14:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする