2018年10月18日

クリニック内の人間関係

これからご開業されるドクターは、今迄の環境と大きく異なる部分として、ご自身が全体を運営して行かなければならないと云う事と、集めたスタッフから見られる視線が今迄の勤務医時代とは大きく異なる点を挙げる事が出来ると思います。
これからご開業と云う場面に於いて、自分がこれからどの様にして行けば良いのか判らず、不安に駆られたりする時期でもあり、またこれからのご自身を想う事によって大きな期待感を抱く時期でもあろうかと存じますが、いづれにせよ手探り状態と云うのが本当の所であり、勤務医時代に先輩や他の方々から簡単にお話を聞いていたりしていたドクターは、ご自分が直面してみて初めてその大変さを痛感する事もあろうかと思うのですが、何事にもポジティブに捉えて考える様にしませんと、これからはご自分以外にもスタッフと云う家族を抱える事になる訳ですので、ネガティブな姿勢でいる訳にはいかないのです。
判らない事や今迄は他の人に頼んで自分では動かなかった事等も、全てご自分で行動しなければ何も先には進みませんので、そこの所を自分で何でもやれて面白いと思うのか、何でもやらなくてはならないので大変だと思うのかでは、既にその部分から大きな開きが生じている訳ですので、ご開業されると云う事自体をご自身の未来を開拓するパイオニア精神を持って切り開く様な気持ちを持たないと、直ぐに大きなご成功と云うものは手に入れる事が難しくなって参ります。
どんなに今迄の業績や患者数の多さを誇ってみても、ご開業されればその時点からの位置からのスタートになる訳であり、過去のお話を持ち出してみても何の影響もありませんし、患者さんにはスルーされるだけのお話です。
如何にご自分がこれからやりたい診療を真摯に取り組み、スタッフにもその想いを共有して貰いながら日々の診療をして行くかと云う事が大切な訳であり、その為には人任せにせず何でもご自分から率先してクリニック内の事をこなして行き、その行為を見せた上でスタッフに肩代わりさせられる部分が有れば、それをやって頂く位の度量が必要だと思われます。
そう云ったリーダーには、自然とスタッフ達もついて行きますしリーダーの云う事にも素直に従ってくれるものですが、何でもスタッフに任せている姿勢でいて、何かあると注意だけすると云った行動をしていると、必ずスタッフ達の間に不満が貯まって来て、折角のオープニングスタッフでありながらドンドン居なくなってしまうと云う哀しい結果に結び付いたり致します。
この事は、年齢には全く関係が無く、若くてもシッカリとしていると云う風にスタッフ達が見れば、そのドクターには皆さんが付いて行きますが、何でも人頼みで調子が良いだけと云う風に見透かされてしまうと、年齢が行っているドクターであっても軽く見られてしまいます。
そう云った人間関係の機微を、是非、これからご開業されるドクターの方々には覚えておいてほしいと思いますし、現在病院等でのご勤務をされているドクターであっても、何でも人に頼る姿勢を続けておられる方がいらっしゃるのであれば、それはご自身の将来の為に直すべき姿勢であろうかと思われますので、頑張ってそう云った依頼心と云うものを克服する努力をされれば、いざ、ご開業される時には大きな見えないご自身の財産になっている筈ですので、その辺りについて少しずつでも勉強をされる事をお勧め致します。
特にクリニック内においては、少ない人数での人間関係になりますので、リーダーとなる院長の裁量は非常に大きく、それに従わざるを得ないスタッフが負担に思わない様にケアしてあげる事が、重要な任務にもなる事を自覚して頂ければ幸いに存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 18:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

クリニックのスタッフ募集の事

つい先日、これからご開業されるクリニックのスタッフ募集を行った訳ですが、流石に平均金額よりも給与額を高く設定しておくと良い人材が多く集まるようですね。
しかし、平均的な金額よりも高い設定にすると人件費の部分で予算額をオーバーする結果にもなり兼ねず、その辺りのバランス調整と云うものが問われて来たり致しますので、給与額の設定については良く検討される事をお勧め致します。
今回、弊社の方で給与額の設定をする際にはごく平均的な金額設定をしていた訳ですが、募集媒体の会社からその額では人は集まらないと云ったお話を頂いたので、若干であっても給与額設定を引き上げた上で募集作業をした訳ですが、そうした所、看護師・管理栄養士・受付事務共に非常に倍率が高い状態になってしまい、選別をするにしても書類選考の段階から非常に多くの方々を検討する形になり、ある意味有り難いお話なのですが、時間が余り無い状態での検討をするには意外に大変な作業になっており、更に面接に於いても良い人材を選別するのに甲乙付け難い人等も居りましたので、本当に大変な作業になった訳なのです。
贅沢な悩みと云えばそれまでなのですが、オープニングスタッフと云う方々は本当に大切にすべきであると考えておりますし、高い給与の設定をしている以上そのスタッフ達にもそれなりの期待と共に頑張って頂きたいと云う想いはありますので、少数精鋭と云う形で開業に臨む態勢造りをしながら、そのスタッフの融合と云う部分も考えながらオープニングに向けての内部における熟成を図って行かなくてはなりません。
暫くこのブログが滞っていたのも、このスタッフ募集に絡む作業に追われていて、余計な時間があまり取れていなかったり悩み事や心配事で頭が一杯になっていて、余裕が無かったと云うのが本当の所でした。
現在に於いては、それらスタッフの陣容も決定して明後日からの入職式を経て、スタッフ研修のスケジュールをこなせば、その先は内覧会と実際のご開業と云う日程に繋がって行く訳です。
クリニックの中身と云うのは、ドクターが男性であってもその他のスタッフのほぼ100%が女性と云う状況になる女の世界ですので、そう云った女性の集合体であると云う部分を良く理解した上で、その女性たちを上手くコントロール出来るドクターが成功の出来るドクターであると云う事も言えるのですが、この事は一般社会の企業内においても全く同様に言える事であり、女性の部下を上手くコントロールできる上司が、結局の所仕事に関しても上手くこなす事の出来る人であると云う事が言えるのです。
この事は、どの社会に於いても普遍的な道理であり、人を使うと云う事や人に慕われると云う事の本質を理解する事が、仕事を上手く廻して行く事の基本であると云う事が出来ると思っておりますし、実際に私自身も今迄の人生の中を振り返った時に感じる事なのです。
スタッフの募集に関して、始めから使い捨て感覚での募集をして、集まったスタッフについても特に期待する訳でも無い態度で接していて、気に食わなくなれば直ぐに首を切ると云った経営方針をする方は、必ず失敗する事は目に見えておりますし、とても人から慕われたり尊敬を受ける事の無い人であると云えますので、そう云った事の無い形でクリニックの運営をされながら、人としての成長をされる事がクリニックの繁栄にも繋がる事であると云う事を、是非、考えてみて欲しいと思いますし、その様な思考回路を発展させることをお勧め致します。
その様にして行けば、必ずご成功される事は間違いありません。
人は城と良く云いますが、これは真実だと実感しておりますので、是非、ご自身のクリニックにおけるスタッフの育成を大切にしてほしいと思います。
posted by 医院開業物件パラダイス at 23:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月04日

ご開業物件の目安とは?

これからご開業のご検討をされるドクターにとっては、物件選びと云うものが非常に重要である事は云うまでもありませんが、ではどういった基準を基にしてその検討をすれば良いのかと云う部分に於いては、今迄ご自身の中で人から聞いたり本を読んだりセミナーで学んだ事等を総合的に判断してお決めになられているのだと思われます。
但し、そう云った全ての事に関しては良い部分や当たっている部分もある訳ですが、それと反比例した形で誤った伝わり方をする部分が有ったりする事についても知っておかれた方が宜しいかと存じます。
例えば診療圏調査の結果が非常に良好であったとしても、それは飽くまでも潜在的な数字のみであり、必ずしもその数字通りに患者さんが来院される保証は何処にも無い訳で、飽くまでもそれは目安と云う事しか言えません。
また、見た目が綺麗な新築物件であり人気のエリアの駅近物件ですと、殆どのドクターは魅力的に感じる訳なのですが、その賃料設定についてもそれなりに高く設定されているケースが殆どであり、当然その物件を建てたオーナー様にしてみれば建物を建てるに当たっての借金をドクターの開業資金の何倍もされており、幾らの儲けで何年で借金の返済が出来るかと云う部分を重要視しながら賃料設定をする訳ですので、高くなっても当たり前な訳なのです。
所が、保険診療と云うものは全国一律に設定されている訳ですから、どんなに田舎であってもどんな都心の一等地であってもその診療報酬額は変わりませんので、ランニングコストと云う部分での固定費は安く済ませるに越した事は無い訳で、高い賃料のテナントへ入ったからと云って必ずしも患者さんが溢れる位に来院されると云う事ではありませんから、ご開業前の夢を壊すようなことを言うつもりは毛頭ありませんが、開業支援をすると云う事で協力しますと云う会社様に乗せられて、シッカリとした事業計画に基づく試算でもないのに大丈夫ですとか問題無いと云った、無責任な事を云われてドクターがその気になる事自体が大変懸念される部分なのです。
こういったお話は、大手の卸会社様であったり大手薬局・ブランド医療機器会社様等と云った、社会的に見て問題なさそうな会社における支援を受ける場合に於いて、意外に当て嵌まってしまうケースが多かったり致しますので、ドクターはそのお話の本質をよく吟味された上でご支援を受ける様にされませんと、後々痛い目に合うのはご本人と云う事になったり致します。
ある大手卸会社様が、あるドクターに対して物件を探しているエリアに良い案件が無かった時に、大手の調剤薬局様主導の医療ビル案件のお話をご紹介して、更に大手会計事務所での作成による事業計画書を、ドクターがどんな医療をするのかとか、どういった患者さんをターゲットにしてご開業されるのかと云った基本的な事を全くヒアリングせずに見せ、その事業計画書上に於いては幾らの売上があれば十分に採算ベースに乗りますと云ったお話をされ、危うくドクターはそのお話に乗ってしまう所であった訳ですが、弊社の方でドクターにストップをかけてその数字の根拠が何処にあるのかを糾した時に、初めてそのドクターはそのお話に乗っては危ないと云う事に気づかれたようでした。
この医療業界にいますと、やはり大手の企業になれば成るほど売り上げ至上主義になっている訳であり、ドクター自身がこれまで育ってきた環境とは全く異なる世界な訳ですから、慎重に人を見分ける眼力を持ちませんとあっさり騙されかねない場面も出て参ります。
ドクターにとって新たにご開業をされると云う事は、そのドクターの人生における一大転換点な訳ですから、そのお手伝いをする会社様としては必ずそのドクターを良い方向へ導いてあげる事が使命な訳であり、そのドクターを不幸にする様な形でビジネスオンリーの考え方で近づいてカモにする様な事はして欲しくありませんし、弊社もそう云ったコンサルタント会社の一つとして、ブラックな会社に対しては非常に憤りを感じる次第ですし、ましてそう云った会社と同一視される事は大変不快感を覚えます。
玉石混交の開業支援が為される中で、真摯にドクターのご成功を願ってお手伝いをさせて頂く会社もある事をご認識頂いて、弊社についてもご用命を頂ければこれ以上の喜びはございませんし、必ずご開業についてのご成功をして頂く様にお手伝いをさせて頂きます。
まずは、ご開業物件の目安とご検討について、お気軽にご相談を頂ければと存じます。
posted by 医院開業物件パラダイス at 09:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする